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ビジネスメール相談の例文とマナー【保存版】

Example sentences and etiquette for business email consultations [Archival edition]
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ビジネスシーンでの「相談メール」、書き方に迷ったことはありませんか?「ご相談があります」と書いたら失礼ではないか、「相談させてください」は敬語として正しいのか…そんな不安を抱えて検索された方、多いのではないでしょうか。文面ひとつで印象が変わるのがビジネスメールの怖いところ。初対面の社外相手、気心知れた社内の同僚、さらには上司へのアポ依頼など、シーンごとに言い回しの正解が異なるのも悩みのタネですよね。

でも、ご安心ください。この記事では、ビジネスメール相談に関する文例やマナーを徹底的に整理!「相談メール ビジネス 社外」や「相談 メール 学生」といった立場別・状況別の使い方から、「ご相談のお願い メール」「上司 相談メール アポ」などの具体的表現まで、実用的な例文を豊富にご紹介します。

「何が正しくて、何がNGか」「丁寧だけどくどくない表現とは?」そんな疑問をスッキリ解消できる内容です。読み終わる頃には、相談メールへの不安は自然と消えているはずですよ!

  • ビジネスメール相談の基本は、要件を簡潔に伝え敬語とマナーを正しく使うこと
  • 社内外や相手の立場によって、相談文の言い回しや敬意の度合いを調整すべきである
  • 「ご相談させてください」などの表現は場面によっては不自然な印象を与えることもある
  • 実例とNG表現の比較から、正しい言い回しを理解し、安心してメールが書けるようになる 

ビジネスメール相談の基本|正しい書き方とマナーを解説

Basics of business email consultation
  • 【ビジネス社外】相談メールで失礼にならない文面のポイント
  • 相談したいメール|社内で使える丁寧な言い回しとは
  • 上司への相談メール|アポを取る時の例文と注意点
  • ご相談メール例文|場面別に使える定型フレーズ集
  • ビジネスで「相談させてください」は敬語として正しい?
  • ご相談したいことがあります|ビジネス文に適した表現例

【ビジネス社外】相談メールで失礼にならない文面のポイント

社外の方へ「相談メール」を送るとき、もっとも注意すべきなのは相手に不快感や違和感を与えない文面を心がけることです。特にビジネスシーンでは、やり取りが初対面に近いケースも多く、少しの言葉選びで印象が大きく左右されてしまいます。ここでは、社外向けの相談メールにおいて避けるべき表現や、丁寧な言い回しについて具体的に解説していきます。

相談内容は具体的かつ簡潔に

まず大切なのは、「何について相談したいのか」を明確に伝えることです。「お時間をいただき、ご相談させていただきたく~」のように抽象的なままだと、相手は戸惑ってしまう可能性があります。以下のような例文を参考にしてみてください。

突然のご連絡失礼いたします。御社の〇〇サービスに関して、弊社業務との連携についてご相談したく、メールを差し上げました。

依頼の言葉は慎重に選ぶ

「ご相談させてください」「ご相談したいのですが」といった表現は一般的ですが、敬語の二重表現として違和感を覚える人もいます。言葉の選び方一つで受け取る印象が変わるため、「ご相談させていただけますと幸いです」などの丁寧な言い回しにしましょう。

相手の時間を配慮する文面に

社外の相手には、時間を割いてもらう前提で配慮を伝えることが不可欠です。具体的には以下のような文を添えると良いでしょう。

ご多忙の折恐れ入りますが、貴社のご都合の良いお時間を頂戴できればと存じます。

結びの一言も印象を左右する

メールの締めくくりは、相談の意図だけでなく、感謝の気持ちと相手への敬意が伝わるような言葉で終えるのがポイントです。

お忙しいところ誠に恐れ入りますが、何卒ご確認のほどよろしくお願い申し上げます。

相談メールは「問い合わせ」よりも個人的なニュアンスを持つため、特に言葉選びが重要です。迷ったときは、神奈川県庁のビジネスマナー集など公的機関の情報も参考にすると良いでしょう。

相談したいメール|社内で使える丁寧な言い回しとは

社内の人に相談したいときのメールも、丁寧でわかりやすい表現を心がけたいですね。たとえ気心の知れた同僚であっても、メールは文面だけが頼り。口調や表現を誤ると、思わぬ誤解を生むこともあるため注意が必要です。

主旨は冒頭で簡潔に伝える

社内向けでも、相談の目的が曖昧なメールは読まれにくくなります。最初に「○○について相談したい件でご連絡しました」と主題をはっきりさせましょう。

お疲れ様です。〇〇の進行について、ご相談したいことがありご連絡いたしました。

「相談」の言い回しは柔らかくする

社内の場合、「ご相談がございます」と書くとやや堅苦しい印象を与えることがあります。役職や関係性に応じて、以下のような柔らかい言い回しもおすすめです。

  • 少しだけご意見を伺いたく…
  • 一度、確認させていただきたく…
  • お時間あるときに少しお話を伺えればと思います

社内文化に合わせて「口調」を調整

たとえばフラットなカルチャーの企業であれば、「お手すきの際に〜」といった親しみのある表現が適しています。一方で、階層が明確な組織では形式的な敬語を用いたほうが無難です。

相手のスケジュールを確認する一文も添える

相手に予定を確認する文言も加えましょう。以下のような例が自然です。

もしお時間いただけるようでしたら、○○日以降でご都合の良いタイミングをご教示いただけますと幸いです。

上司への相談メール|アポを取る時の例文と注意点

上司に相談メールを送る際は、相手の立場やスケジュールに十分配慮した内容を意識することが大切です。ここでは、アポイントメントを取る際に失礼のない文面のポイントと、実際に使える例文をご紹介します。

相談内容は事前に簡潔にまとめておく

忙しい上司に宛てる場合、本文内で長々と背景説明を続けるのはNGです。結論から先に述べ、必要があれば会話や資料で詳細を伝えるようにしましょう。

〇〇プロジェクトの進行に関して、方向性についてご相談したく、ご都合の良い時間を頂戴できないでしょうか。

「相談」ではなく「確認」「共有」も使い分けを

ときには「相談」という言葉が曖昧すぎて重く感じられることも。内容によっては「確認」や「共有」といった言葉に置き換えるのも効果的です。

  • 確認したい事項があります
  • 方向性について一度ご意見を伺えればと存じます
  • 共有事項を踏まえたうえで今後の進め方を相談させていただければと思います

希望日時の提示と柔軟性をセットに

上司に都合のよい時間を聞く場合、候補日時を3つ程度提示するのが礼儀です。その際「無理のない範囲で構いません」と添えることで、圧迫感を与えません。

お忙しい中恐れ入りますが、5月10日(水)〜12日(金)のいずれかで、お時間を頂けるようでしたらご教示いただけますと幸いです。

相談の切り出し方に迷ったときは、経団連のビジネスマナー資料なども参考になります。

ご相談メール例文|場面別に使える定型フレーズ集

ビジネスシーンでは、「相談したい」という場面が意外と多いですよね。新規取引の打診、業務の進め方に関する意見交換、社内のトラブル共有など、多岐に渡ります。その都度ゼロから文面を考えるのは大変…。そこで今回は「ご相談メール」の定型フレーズを場面別にまとめました!初めての人でもすぐ使えるよう、状況ごとにピッタリな文例を紹介していきます。

【社外への相談】サービスに関する問い合わせ

サービス内容について質問や提案をしたい場合、丁寧かつ明確な文面が求められます。

突然のご連絡失礼いたします。御社の〇〇サービスに関し、活用方法についてご相談がありご連絡差し上げました。

【社外への相談】価格交渉や見積もり依頼

料金や見積もりについて尋ねる場合は、要件をはっきりさせましょう。

お世話になっております。〇〇の発注を検討しておりますが、予算調整の観点から、ご相談させていただきたく存じます。

【社内への相談】上司への業務方針相談

部下から上司へ何か提案したいときは、謙虚さを意識しつつも自分の考えを伝える姿勢が重要です。

お疲れ様です。〇〇案件についての進め方について、ご相談したい点があり、メールを差し上げました。

【社内への相談】同僚への意見照会

フラットなやりとりを意識しながらも、敬意を持った表現を心がけます。

こんにちは。現在進行中の〇〇に関して、少し意見を伺いたくご連絡しました。

このように、「ご相談」という言葉だけでも場面によって言い回しは変える必要があります。公的マナーガイドとして、厚生労働省のビジネスマナー指針も一読しておくと安心です。

ビジネスで「相談させてください」は敬語として正しい?

よく使われる「相談させてください」というフレーズ、実は敬語としてやや不自然な表現になる場合があるんです!敬語の正しさに自信がない人に向けて、今回はこの表現がビジネスメールで通用するのかを詳しく解説していきます。

「相談させてください」は文法的にはOK

まず結論から言うと、「相談させてください」は文法的には間違いではありません。「〜させてください」は許可を求める謙譲語の一種で、相手に配慮しながら何かをしたい意思を表す表現です。

ただし二重敬語に注意

問題は、「ご相談させていただきます」などの敬語の二重使用</strong。これは過剰な表現として避けた方がよいケースもあります。「相談します」よりは丁寧ですが、「ご相談申し上げます」「ご相談したく存じます」などのほうが自然に感じられることも。

置き換え可能な丁寧表現

以下のような表現が適切に使われています。

  • ご相談したく、ご連絡差し上げました。
  • ご確認いただき、ご指導いただければ幸いです。
  • お時間の許す際に、ご相談させていただけますとありがたく存じます。

相手との距離感に合わせて使い分けを

相手が非常にフォーマルな企業の方だったり、役職が上の方だったりする場合は、「相談させてください」は避けた方が無難なケースもあります。柔軟な言葉選びが求められます。

敬語の基本について迷ったら、警視庁の敬語ページなどを確認しておくと参考になります。

ご相談したいことがあります|ビジネス文に適した表現例

「ご相談したいことがあります」という一文、使っていませんか?たしかに自然に見えるのですが、ビジネス文としては少し曖昧な印象を与える場合もあります。ここでは、この表現が持つニュアンスと、より具体的な書き換え例を紹介します。

「ご相談したいことがあります」は抽象的すぎる

この表現、実は内容が伝わりづらいというデメリットがあります。例えば「何について?」「今すぐ必要?」と、受け手にとって疑問が残ることも少なくありません。

状況に応じた具体的な書き換え

以下のように何の件で相談なのかを一文に含めると、メールの受け手も安心です。

  • 〇〇について、ご相談申し上げたく存じます。
  • プロジェクト進行に関して、お伺いしたいことがありご連絡いたしました。
  • ご意見を頂戴したく、メール差し上げました。

依頼感を柔らげるならクッション言葉を

「よろしければ」「お時間ある際に」などを入れることで、相談へのハードルを下げることができます。

お忙しいところ恐れ入りますが、〇〇について一度ご相談できればと考えております。よろしければご都合をお知らせいただけますでしょうか。

フォーマルな場面ではより丁寧な表現を

たとえば商談前のアプローチなどでは、以下のような文面が適しています。

突然のご連絡失礼いたします。〇〇についてご相談申し上げたく、ご連絡差し上げました。 

ビジネスメールの相談で使える文例集|好印象を与える表現まとめ

A collection of examples of business email advice
  • ご相談のお願いメール|依頼時に使える表現集
  • ビジネスメールでのご相談の例文|失礼なく伝えるには
  • 相談メール|学生でも使える丁寧な文章例とは
  • 「ご相談させていただく」の言い換え表現と注意点
  • 「ご相談させてください」は間違い?正しい言い回しとは
  • ビジネスメール相談のNG例|やってはいけない失礼表現
  • 【保存版】ビジネスメール相談例文まとめ10選
  • ビジネスメールの相談を総括

ご相談のお願いメール|依頼時に使える表現集

ビジネスシーンで「ご相談のお願い」といった文言を使うとき、文面に自信が持てない…なんて経験ありませんか?「お願い」と「相談」という2つのニュアンスを一緒に使うこのフレーズ、実は配慮ある言い回しが求められる繊細な表現なんです。今回は、社内外問わず活用できる「ご相談のお願いメール」のフレーズや注意点をご紹介します!

使い方の基本|「お願い」と「相談」のバランス

「ご相談のお願い」というフレーズは、一見ややくどいようにも思えますが、敬語の使い方としては成立しています。ただし、文全体で敬意の重複や曖昧な印象を与えないよう注意が必要です。

依頼先が社外の場合

相手企業や取引先に向けたメールでは、簡潔かつ礼儀正しく。

突然のご連絡失礼いたします。〇〇についてご相談のお願いがあり、メールを差し上げました。お忙しいところ恐れ入りますが、〇〇について一度お話を伺えれば幸いです。

依頼先が社内(上司・先輩)

内部向けであっても、丁寧さと配慮は欠かせません。

お疲れ様です。〇〇の件につきまして、ご相談のお願いがございます。お時間いただける際に、10分ほどお話しできればと考えております。

相手が多忙な場合はクッション言葉を

「恐れ入りますが」「ご迷惑でなければ」などのクッション言葉を入れることで、相手への配慮が伝わります。

「お願い」が強すぎるときの代替表現

  • ご意見を伺いたく、ご連絡いたしました。
  • ご確認の上、ご助言いただけましたら幸いです。

あくまで「お願い」ではあるものの、相手に強要する意図が出ないような柔らかい表現を心がけましょう。

ビジネスメールでのご相談の例文|失礼なく伝えるには

「相談したい」と思っていても、ビジネスメールの中でどう書けばいいか迷うことってありますよね?ここでは「ご相談」を伝えるときの正しい構成や、印象の良い表現方法をご紹介します!相手に失礼がないように気をつけたいポイントも解説します。

件名で何の相談か明示しよう

件名はメールを開いてもらうための重要なポイントです。「ご相談の件」だけでは抽象的なので、「〇〇に関するご相談の件」など、何についての相談かを入れると親切です。

冒頭文では名乗りと目的を明確に

社外メールであれば、「いつもお世話になっております」といった定型挨拶から入り、名乗りと相談の趣旨を1~2行で伝えましょう。

例文|社外への丁寧な相談メール

いつもお世話になっております。〇〇株式会社の△△でございます。早速ではございますが、貴社サービスについて一点ご相談したいことがあり、メールを差し上げました。

例文|社内へのシンプルな相談メール

お疲れ様です。〇〇の進め方について、少しご相談したい点があります。お手すきの際にお時間をいただけると助かります。

やってはいけないNG表現

  • 「とりあえず相談します」…抽象的すぎてNG
  • 「ちょっとした相談」…ビジネスでは軽すぎる印象

このように、相談内容は明確かつ丁寧に書くことが大切です。内閣府の文書マナー集にも敬語例が載っているので参考になります。

相談メール|学生でも使える丁寧な文章例とは

学生の方が、就職活動やインターンシップ、研究指導などで社会人にメールを送る際、「相談したいけどどう書けばいいの?」と悩みがちですよね。今回は学生でも安心して使える相談メールの文例と注意点を、わかりやすく解説していきます!

まずは簡潔な名乗りから

メールの冒頭では、自分が何者かを明示することが基本です。特に初対面の相手に送る場合、大学名・学部・学年・氏名を記載しましょう。

〇〇大学△△学部〇年の□□と申します。突然のご連絡失礼いたします。

目的は明確に|何を相談したいのか

相手に伝える目的は「〇〇について相談したい」と明記しましょう。曖昧な表現ではなく、具体的なキーワードを入れると親切です。

例文|インターン先への相談メール

〇〇大学□□学部の△△と申します。先日ご案内いただいたインターンシップについて、ご相談したいことがありご連絡いたしました。もしご都合がよろしければ、15分程度お時間を頂戴できれば幸いです。

例文|研究指導の相談メール

お忙しいところ恐縮ですが、卒業研究のテーマ選定についてご相談したく、メールを差し上げました。ゼミ終了後など、お時間をいただけるタイミングがあればご教示いただけますと幸いです。

学生ならではの注意点

  • 敬語を誤って使わないよう、「させていただく」の連発は避ける
  • 日程の調整は「ご都合のよろしい日時で」と柔軟に提案する

社会人とのメールのやりとりは緊張しますが、丁寧さを意識すれば問題ありません。

「ご相談させていただく」の言い換え表現と注意点

「ご相談させていただく」という表現、よく目にしますよね。でも実はこれ、敬語の重複として指摘されることがあるんです。言い換えが必要なケースも多く、ビジネスメールで使う際は注意が必要です。今回はこの表現の課題と、自然で丁寧な言い換えフレーズを紹介します!

そもそも「ご相談させていただく」は正しい?

文法的には、「相談する」という自動詞に「させていただく」という補助動詞を重ねている点が問題視されます。謙譲語+謙譲語で過剰表現になるケースが多く、「過剰なへりくだり」として違和感を持たれる可能性も。

言い換えの基本は、シンプル&丁寧

敬語の正しさはもちろんですが、伝わりやすさも大切です。以下のような表現が、違和感なくビジネスに馴染みます。

  • ご相談いたします
  • ご相談申し上げます
  • ご意見を伺えればと存じます
  • お話をお聞かせいただければ幸いです

例文|自然な言い換えパターン

本件につきまして、ご相談申し上げたくご連絡差し上げました。ご多用中とは存じますが、何卒よろしくお願いいたします。

「させていただく」が許容されるケースは?

相手の許可や恩恵を受けて行動する場合は、「させていただく」も適切とされます。たとえば、「御社にて説明させていただきます」など、相手の場所・時間・機会を借りる場面では違和感はありません。

文法的な正しさを守ることも大事ですが、相手にとって自然に読めるかどうかを意識することで、より印象の良いメールが書けます。

「ご相談させてください」は間違い?正しい言い回しとは

「ご相談させてください」、一見丁寧で控えめに聞こえるこのフレーズ、実は使い方によっては違和感のある表現と受け取られることがあります!ここでは、この言い回しが正しいのか、どんな場面で使うべきか、代わりにどう書くとスマートなのかをご紹介します!

「ご相談させてください」は正しい?

文法的には敬語の「二重敬語」とまでは言えませんが、「ご相談」という謙譲語に「させてください」という依頼形を重ねており、くどく感じるという指摘が多いです。相手によっては、「ちょっと回りくどいな」と思われるかもしれません。

避けた方が良いシーン

特にフォーマルなビジネスメールや初対面の相手には、「ご相談させてください」は避けた方が無難です。カジュアルなやりとりや、何度もやり取りしている相手ならOKという場合もありますが、場面の選別が必要です。

例文|避けるべきパターン

〇〇についてご相談させてください。

→やや冗長で、柔らかさはあるものの不自然な印象。

より自然な代替表現

  • 〇〇についてご相談できれば幸いです。
  • 〇〇について一度ご意見を伺えればと存じます。
  • 〇〇の件で、少しお話をさせていただけますでしょうか。

例文|洗練された表現

ご多用のところ恐縮ですが、〇〇の件につきまして一度ご相談できればと考えております。

こうした言い換えを使うことで、相手に負担を与えず、かつ丁寧な印象を保てます。

ビジネスメール相談のNG例|やってはいけない失礼表現

いざ相談メールを書こうとして、「この言い方、失礼になっていないかな?」と不安になったことはありませんか?ビジネスメールでは、無意識に相手に不快感を与えてしまう表現が意外と多いんです。ここでは、よくあるNG例とその理由、どう改善すべきかを具体的に解説していきます!

NG1|あいまいな件名や本文

件名に「ご相談」や「ちょっとご相談が…」などの表現だけだと、相手は内容をつかめません。

  • NG:「ご相談の件」
  • OK:「〇〇に関するご相談のお願い」

NG2|上から目線に聞こえる表現

意図せず偉そうな印象になってしまう表現は、トラブルのもとです。

  • NG:「〇〇していただければと思います」
  • 改善:「〇〇いただけましたら幸いです」

NG3|唐突な本文スタート

いきなり本題に入るのはNG!冒頭のあいさつと自己紹介は最低限必要です。

NG4|「相談させてもらう」などの砕けすぎ表現

社外相手に対し、「させてもらう」はカジュアルすぎて失礼とされます。

改善例|失礼のない相談メール

いつも大変お世話になっております。〇〇の件につきまして、一度ご相談させていただければと存じます。ご多用中恐縮ですが、ご都合のよろしい際に10分ほどお時間をいただけましたら幸いです。

こうして相手に配慮のある表現を選ぶことで、信頼を損なわずに相談内容を伝えることができます。

【保存版】ビジネスメール相談例文まとめ10選

ビジネスの現場では、ちょっとした相談をメールで行う機会が意外と多いもの。でも、「どう書けば失礼にならない?」「例文が知りたい!」というお悩み、ありますよね?ここでは、状況別にすぐ使えるビジネスメール相談文の定型例を10パターンに分けてご紹介!上司への相談から社外の依頼連絡まで、すぐに使える文面をこの1ページに集約しました。

1. 上司に業務上の相談をする場合

お疲れ様です。〇〇について業務上の判断に迷いがあり、一度ご相談させていただきたくご連絡差し上げました。お時間を頂戴できますと幸いです。

2. 他部署の先輩に相談したいとき

突然のご連絡失礼いたします。〇〇の件で、貴部署のご経験をお伺いしたく思い、ご相談させていただければと存じます。

3. 社外の取引先に相談する際

いつも大変お世話になっております。今回の件につきまして、貴社のご見解をぜひお伺いしたく、ご相談差し上げました。

4. 商談前に相談事項を伝える場合

お世話になっております。来週の商談に先立ち、事前にご相談したい事項がございます。お時間いただけますと幸いです。

5. チームメンバーに軽く相談したいとき

お疲れ様です。〇〇の進め方について、ちょっと気になる点がありまして、軽くご相談できればと思います!

6. クライアントに方針確認の相談をするケース

貴社案件の進行につきまして、現状での方針についてご相談がございます。差し支えなければ、来週前半に一度お打ち合わせをお願いできますでしょうか。

7. 取引開始前の初回相談連絡

初めてご連絡差し上げます。〇〇の件でぜひご相談させていただきたく、メールをお送りいたしました。

8. アポを取るための相談メール

突然のご連絡失礼いたします。〇〇に関する件で一度ご相談させていただきたく、ご都合のよい日時をご教示いただけますでしょうか。

9. 調整依頼を含む相談メール

お世話になっております。〇〇の調整について、現段階での可能性についてご相談させていただければ幸いです。

10. 学生が社会人に相談したいとき

突然のご連絡、失礼いたします。私は〇〇大学の〇〇と申します。キャリアに関してお伺いしたい点があり、ご相談できればと思いご連絡差し上げました。

どのパターンも、相手に配慮しつつ要点を明確に伝えることを意識しています。相手の立場や文脈に応じて、ぜひ使い分けてみてくださいね。

ビジネスメールの相談を総括

  • 相談の目的は冒頭で伝える
  • 相手の時間への配慮を忘れない
  • 敬語は重複を避けて丁寧に使う
  • 例文を参考に自然な表現を選ぶ
  • 社内外で言い回しを使い分ける
  • 結論は先に述べ詳細は後に続ける
  • 件名には相談の概要を記載する
  • 上司には日時候補と柔軟さを添える
  • 学生も丁寧表現で好印象を残す
  • 「ご相談させてください」は控える
  • 代替表現は具体性と配慮が要
  • 返信しやすい文構成に整える
  • NG表現を避けて印象アップ
  • 最後に感謝の言葉で締めくくる
  • 相談文は場面別フレーズを活用する
ABOUT ME
執筆者
「メール文例ナビ」管理人の中村優子(Nakamura Yuko)です。当サイトに訪れてくださりありがとうございます。 経歴・背景 私は、長年ビジネスマナー講師や企業向けのビジネスコミュニケーション指導に携わってきました。 企業で働く中で、多くの方が「適切なメールの書き方がわからない」「伝えたい内容を的確に表現したい」と悩んでいる様子を目にしてきました。 ビジネスでもプライベートでも、適切な文例を使って円滑なコミュニケーションを築けるようお手伝いしたいと思い、「メール文例ナビ」を立ち上げました。