- 日程調整ビジネスメールでは返信速度と敬語が最重要である
- 候補日提示は具体的かつ複数案を示すのが基本である
- 相手別に表現や文体を変え印象を損ねない配慮が求められる
- 実例とNG例を通して確実に使える表現を身につけられる構成である
日程調整ビジネスメールの基本マナーと正しい書き方

- 日程調整メール返信の基本|スムーズに返すポイントとは
- 日程調整メール返信|ビジネスでのマナーと注意点
- 日程調整メール返信承諾の書き方|失礼なく伝えるコツ
- 日程調整メール例文|社外・社内で使えるテンプレート
- 日程調整メールで都合が悪い時の丁寧な断り方
- 日程調整メール返信例文【即コピペOK】ビジネス対応集
日程調整メール返信の基本|スムーズに返すポイントとは
日程調整のメールって、意外と難しいですよね?でも、ちょっとしたコツを押さえれば、誰でもスムーズに返信できます!
返信は24時間以内が基本マナー
まず大前提として、日程調整のメールは「できるだけ早く」返信することが基本です。遅れると相手の予定にも影響するため、24時間以内の返信が望ましいでしょう。ビジネスマナーとしては、「返信が早い=仕事ができる人」と評価されることも多いです。
結論ファーストで返信内容を整理
返信文の書き方は、結論から書き始めるのがポイントです。たとえば、都合の良い日時を伝えるときは、最初に「〇月〇日〇時で問題ございません」と明確に伝えましょう。その後に、必要に応じて背景や補足を加える形で構成すると、読み手にも優しい文章になります。
定型表現を使って、印象よくまとめる
言い回しに困ったときは、ビジネスメールでよく使われる定型文を活用すると安心です。例えば、以下のような表現はどんな業種にもマッチします。
お世話になっております。
いただいた日程のうち、〇月〇日〇時が都合よく、そちらでお願いできればと存じます。
何卒よろしくお願いいたします。
都合が悪い場合も必ず返信する
「どの日程も難しい…」そんな時も、返信を怠るのはNGです。都合が悪い旨を丁寧に伝え、別の候補日を提案しましょう。これにより、相手に「調整の意思がある」と伝えることができます。
署名や挨拶文で丁寧さを忘れずに
メールの締めには、必ず挨拶文と署名を添えてください。これがあるだけで、印象がぐっと良くなります。名前、会社名、連絡先など、最低限の情報は整えておくと、相手にも親切です。
日程調整メール返信|ビジネスでのマナーと注意点
ビジネスシーンでのメール返信には、カジュアルさと礼儀正しさのバランスが重要です。特に日程調整メールは、社内外を問わず失礼がないよう注意が必要です。
敬語表現を使いこなす
ビジネスメールでは敬語の使い方が印象を左右します。たとえば、「〜していただけますでしょうか」「〜いたします」など、丁寧語や謙譲語を意識して文章を構成しましょう。
略語や絵文字は厳禁
日程調整メールで「了解です」「OKです😊」はNGです!ビジネス文書では、略語や絵文字を使うと相手に不快感を与える場合があります。誤解を防ぐためにも、正式な文体を心がけましょう。
候補日が複数ある場合の書き方
候補日を提案する際は、曜日・時間帯を明記し、見やすく並べることが大切です。以下のようなフォーマットが推奨されます。
下記日程の中で、ご都合のよい日時がございましたらご教示ください。
・〇月〇日(〇)10:00〜12:00
・〇月〇日(〇)13:00〜15:00
・〇月〇日(〇)終日対応可能
相手の立場を考慮した配慮を忘れずに
返信が遅れた場合は、その理由を簡潔に添えると誠意が伝わります。忙しい相手には「ご多用のところ恐れ入りますが」といったクッション言葉を入れるのも良い印象につながります。
CC・BCCの使い方に要注意
複数人が関わる日程調整の場合、CCやBCCの設定ミスがトラブルの原因になることも。内容によっては「関係者全員に共有」すべきか、「上司だけCCに入れる」かの判断が必要です。
日程調整メール返信承諾の書き方|失礼なく伝えるコツ
日程調整の返信で「その日程で大丈夫です」と伝えるだけでは、ビジネスとしてはちょっと物足りないことも。相手に気持ちよく受け取ってもらえるよう、細やかな気配りが重要です。
結論は最初に!承諾の意志を明確に
メール冒頭には必ず承諾の意志を明確に記載しましょう。あいまいな返答は相手に不安を与えてしまいます。以下のように書くのがおすすめです。
〇月〇日〇時のお打ち合わせ、承知いたしました。
当日、どうぞよろしくお願いいたします。
承諾の後に確認事項がある場合
日程を承諾したあと、もし伝えておくべき確認事項があるなら、そのまま続けて簡潔に記載します。たとえば「当日はWeb会議でよろしいでしょうか?」など、話を前に進めるひとことがあると親切です。
相手への感謝や配慮もひとこと添える
「日程を調整いただきありがとうございます」など、ちょっとした感謝の言葉があるだけで、印象がぐっと良くなります。メールは文字だけのコミュニケーションなので、気配りの表現がとても大切です。
カジュアルになりすぎない言い換えも工夫
「OKです」「了解しました」はビジネスでは避け、「承知いたしました」「かしこまりました」など、丁寧な言い換えを活用しましょう。
再確認のお願いを加えると安心
「念のため、当日よろしくお願いいたします」など、軽く再確認の言葉を加えることでトラブル予防にもつながります。特にリモート会議などでは、時間やツールの再確認も忘れずに。
日程調整メール例文|社外・社内で使えるテンプレート
日程調整メールは、社外と社内で書き方のトーンや構成が微妙に異なります。どちらにも対応できるよう、用途別のテンプレートを覚えておくと非常に便利です!
社外向け|フォーマルな印象を意識
取引先や顧客とのやり取りでは、敬語や謙譲語をしっかり使い、礼儀正しい表現が必須です。候補日を複数提示しつつ、相手の都合を第一に考える文章構成が基本となります。
お世話になっております。
日程調整の件につきまして、下記の候補日をご提示させていただきます。
・〇月〇日(〇)10:00~12:00
・〇月〇日(〇)14:00~16:00
・〇月〇日(〇)終日可
ご都合の良い日時がございましたら、お知らせいただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
社内向け|ややカジュアルでもOK
社内では相手の役職や関係性に応じて、やや柔らかめの文体でも問題ありません。ただし、曖昧な表現は避け、要点は簡潔にしましょう。
お疲れさまです。
〇〇について打ち合わせの機会を設けたく、以下の日程をご確認いただけますか?
・〇月〇日(〇)10時~
・〇月〇日(〇)午後以降
いずれかご都合つく時間があれば教えてください!
よろしくお願いします。
テンプレートのカスタマイズも重要
テンプレ文をそのまま使うのではなく、相手や目的に応じて文章を微調整することが好印象への近道です。たとえば、社外でも親しい関係性の場合は少し柔らかい表現にしても構いません。
日程調整メールで都合が悪い時の丁寧な断り方
日程調整メールで「その日は都合が悪い」と断るのは、誰しも少し気を使うもの。ただし、断り方ひとつで印象が大きく変わります!
否定ではなく代替案を添えて断る
日程を断るときは、「×日は無理です」ではなく、「〇日は難しいのですが、△日は可能です」といった形で、代案を添えるのがマナーです。これにより、相手も次のアクションがとりやすくなります。
言い回しに注意!柔らかく断る表現
ビジネスメールでは直接的な断り方は避け、以下のような表現が使われます。
- あいにくですが、〇月〇日は予定が入っておりまして…
- 申し訳ありませんが、当日は都合がつかず…
- 恐縮ですが、他の日程をご検討いただけますでしょうか
例文:丁寧な断りと代案提示
お世話になっております。
ご提示いただいた〇月〇日につきまして、あいにく既に予定が入っており、参加が難しい状況です。
恐れ入りますが、以下日程でご調整いただくことは可能でしょうか?
・〇月〇日(〇)午後以降
・〇月〇日(〇)10:00~12:00
ご検討いただけますと幸いです。
引き続きよろしくお願いいたします。
無理な場合は早めに返信する
返信が遅れるほど、相手の調整も難しくなってしまいます。都合が悪いと分かった時点で、即返信を意識しましょう。
日程調整メール返信例文【即コピペOK】ビジネス対応集
ビジネスの現場では、「今すぐ返信しなきゃ!でもどう書けば…」ということがよくありますよね。そんなときに使える、そのまま使える例文集をご紹介します。
候補日提示に対する返信例
お世話になっております。
いただいた日程の中では、〇月〇日(〇)10:00が都合よく、そちらでお願いできればと存じます。
何卒よろしくお願いいたします。
都合が合わない時の返信例
お世話になっております。
ご提示いただいた日程ですが、あいにくすべて都合がつかず申し訳ございません。
以下の日程でご都合いかがでしょうか?
・〇月〇日(〇)14:00~
・〇月〇日(〇)終日対応可能
ご確認のほど、よろしくお願いいたします。
承諾とお礼を伝える例
〇月〇日〇時で承知いたしました。
お時間をいただきありがとうございます。
当日は何卒よろしくお願いいたします。
社内向け|ラフになりすぎない例文
お疲れさまです!
〇〇の件、〇月〇日(〇)の午前なら大丈夫そうです。
場所は会議室BでOKですか?
よろしくお願いします!
返信のポイントを押さえて使おう
例文を使うときも、送信相手との関係性・メールのトーン・文脈をよく確認しましょう。テンプレを丸写しするのではなく、最小限でもカスタマイズすることで相手の印象が変わります。
日程調整ビジネスメールの具体例と使い分け方

- 打ち合わせ日程確定メールの例|相手に安心感を与える書き方
- 日程調整メール候補日の伝え方|提案は何案がベスト?
- 「調整をお願いしたいのですが」の丁寧な言い回し例
- 日程候補のメール例文|社内外どちらでも使える表現
- ビジネスで日程調整をする言い換え表現まとめ
- 日程調整のビジネスメールで「いつでも大丈夫です」はNG?
- 【保存版】日程調整ビジネスメール例文まとめ10選
- 日程調整ビジネスメールのコツ【初心者向け完全ガイド】
- 日程調整ビジネスメールのNG例|避けたい失礼表現とは
- 日程調整のビジネスメールを総括
打ち合わせ日程確定メールの例|相手に安心感を与える書き方
打ち合わせの日程が決まったら、確定メールを送ることで相手との認識を揃えることがとても重要です。ここで曖昧な表現をしてしまうと、思わぬトラブルにつながりかねません。
日時・場所・目的を明確に伝える
確定メールには、打ち合わせの日時・場所・目的の3点セットを忘れずに盛り込みましょう。特にオンラインミーティングであれば、ZoomやTeamsのURLも忘れずに明記します。
安心感を与えるための一工夫
たとえば「念のため再度ご連絡させていただきました」や「お忙しいところ恐縮ですが、よろしくお願いいたします」といった表現を入れることで、丁寧かつ配慮のある印象を与えることができます。
例文:社外向け日程確定メール
お世話になっております。
先日ご相談させていただいた打ち合わせの日程が以下の通り確定いたしましたので、ご連絡いたします。
【日時】〇月〇日(〇)10:00~11:00
【場所】弊社〇〇会議室(〇階)
【目的】〇〇案件についての進捗確認と今後の方針について
ご多忙のところ恐縮ですが、何卒よろしくお願いいたします。
日程調整メール候補日の伝え方|提案は何案がベスト?
日程調整メールで悩みがちなのが「候補日って何日くらい出せばいいの?」という点ですよね。実は、多すぎても少なすぎても相手に負担をかけることになります。
ベストは「3案程度」が目安
ビジネス上では、候補日を3案程度提示するのが最も一般的です。理由は単純明快。少なすぎると「選択肢がない」と感じさせ、多すぎると「選ぶのが面倒」と思わせてしまうためです。
日時の幅を出すと親切
1日の中でも「午前中」「午後」「終日可能」など、時間の幅を持たせた表現を使うと、相手にとっても判断しやすくなります。
例文:候補日の伝え方(3案)
お世話になっております。
打ち合わせ日程につきまして、以下の候補日を提案させていただきます。
・〇月〇日(〇)10:00~12:00
・〇月〇日(〇)14:00~16:00
・〇月〇日(〇)終日可
ご都合の良い日時をお知らせいただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
候補日が確保しづらいときは?
予定が詰まっていて3案出せない場合でも、「この日しか空いておらず…」などと前置きを加えることで、印象を和らげることができます。
「調整をお願いしたいのですが」の丁寧な言い回し例
日程のすり合わせを依頼する際、「調整をお願いしたいのですが」という言葉、ちょっとストレートすぎるかな?と感じたことはありませんか?そんな時に便利なのが、柔らかく丁寧な言い換え表現です。
丁寧に聞こえる言い換えパターン
次のような表現に変えることで、相手により配慮した印象を与えることができます。
- ご調整いただけますと幸いです
- ご都合をお聞かせいただけますでしょうか
- 差し支えなければ、ご調整をお願いできますでしょうか
- お手数ですが、日時のご確認をお願い申し上げます
例文:柔らかく依頼する表現
お世話になっております。
〇〇の件につきまして、以下日程での打ち合わせを検討しております。
・〇月〇日(〇)午前中
・〇月〇日(〇)14:00~
差し支えなければ、いずれかの日程でご調整いただけますと幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。
言葉選び一つで印象は変わる
メールの文面は、実際に会話するわけではないからこそ、文字から受ける印象が強く残ります。丁寧な言い回しを選ぶことで、信頼関係の構築にもつながるのです。
日程候補のメール例文|社内外どちらでも使える表現
日程調整のやり取りで、最も使う頻度が高いのが「候補日を提案するメール」ですよね。ただし、相手が社内か社外かによって、文面や敬語のニュアンスを変える必要があります。失礼にならず、かつ実用的な表現を使うことがポイントです。
社外向け:敬語・丁寧語を徹底
社外の相手には、敬語の正確さと配慮が求められます。また、具体的な候補を3つほど提示すると、相手が選びやすくなります。
社内向け:簡潔かつ要点を押さえる
社内のやり取りであれば、言い回しはやや簡素でも構いません。ただし、「いつがいい?」などカジュアルすぎる表現は避けましょう。
例文:社外向けメール
お世話になっております。
打ち合わせの件につきまして、以下の日程でご都合いかがでしょうか。
・〇月〇日(〇)10:00〜12:00
・〇月〇日(〇)14:00〜16:00
・〇月〇日(〇)午前中
お忙しいところ恐れ入りますが、ご確認のほどよろしくお願い申し上げます。
例文:社内向けメール
〇〇さん
来週の会議についてですが、以下のどれかで都合つきますか?
・〇月〇日(〇)10:00〜
・〇月〇日(〇)午後イチ
・〇月〇日(〇)終日OK
決まったら教えてください〜。
ビジネスで日程調整をする言い換え表現まとめ
日程調整のメールって、ついつい「日程を調整させてください」ばかりになっていませんか?同じフレーズの繰り返しは相手に単調な印象を与えます。そこでおすすめなのが、自然で多様な「言い換え表現」の活用です。
堅め・フォーマルな表現例
- ご都合をお伺いできますでしょうか
- 日程のご相談をさせていただければと存じます
- お時間を頂戴できますと幸いです
やや柔らかめな印象にしたい時
- ご予定を教えていただけますか?
- お手すきの時間帯をお知らせください
- このあたりのお時間でご都合いかがでしょう?
使用上の注意点
相手との関係性や社内外の区別に応じて、言葉選びは慎重に。社外や目上の方には、なるべく「伺う・頂戴する・ご確認いただければ幸いです」といった丁寧な言い回しが求められます。
例文:ビジネスでの言い換え使用例
〇〇様
お世話になっております。
打ち合わせの件、下記のように日程をご相談させていただければと存じます。
・〇月〇日(〇)午前
・〇月〇日(〇)午後
・〇月〇日(〇)終日対応可
お忙しいところ恐れ入りますが、ご都合をお伺いできますと幸いです。
日程調整のビジネスメールで「いつでも大丈夫です」はNG?
「いつでも大丈夫です!」と答えるのって、一見すると柔軟で親切な感じがしますよね。でも、ビジネスメールではこの表現、実はNGとされることが多いんです。理由はズバリ、相手に判断を丸投げしている印象を与えてしまうからです。
「いつでも」は相手に負担をかける
「いつでもいい」と言われた側は、結局こちらが全て決めなければいけなくなるため、心理的な負担が増します。また、「本当にいつでも?」という不安を与えてしまうことも。
具体的な候補を提示するのがマナー
そのため、最低でも2〜3の候補日を提示した上で「上記以外でも調整可能です」と添えると、柔軟性を伝えつつ配慮もできる良い印象になります。
NG→OKの文例比較
NG例:ご都合の良い日で構いません。いつでも大丈夫です!
OK例:以下の日程でいかがでしょうか。
・〇月〇日(〇)午前
・〇月〇日(〇)午後
上記以外でも調整可能ですので、ご都合をお聞かせいただければ幸いです。
文面で信頼感が決まる
「いつでも大丈夫です」は一見ラクですが、ビジネスでは「配慮のある選択肢提示」が重要。ちょっとした表現の違いが、相手の印象を大きく左右します。
【保存版】日程調整ビジネスメール例文まとめ10選
ビジネスシーンでのメール対応、特に日程調整は頻出タスクのひとつです。ところが、状況によって文面をどう書き分けるべきか悩んだ経験はありませんか?
ここでは社内外のやり取りに対応できる日程調整メールの例文を10パターンに分けて紹介します。どれも即コピペ可能な実用型。初めての方も、慣れている方もぜひご活用ください!
例文①:社外の初回面談をお願いするパターン
お世話になっております。
株式会社◯◯の△△でございます。
早速ですが、ご面談のお時間を頂戴したく、ご都合のよい日時をいくつかご教示いただけますでしょうか。
こちらの候補日も併せてお送りします。
・〇月〇日(火)10:00〜12:00
・〇月〇日(水)13:00〜15:00
・〇月〇日(木)終日可能
ご多用のところ恐れ入りますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
例文②:社内の会議日程を提案する場合
お疲れ様です。
次回のプロジェクト定例会議について、以下の候補日でご都合はいかがでしょうか?
・〇月〇日(月)10:00〜
・〇月〇日(水)14:00〜
・〇月〇日(金)午後であれば調整可能です
出欠確認も含め、調整できればと思います。ご確認よろしくお願いします。
例文③:日時のリスケジュールを依頼する
お世話になっております。
ご面談の件、誠に恐れ入りますが、急用が入り、予定しておりました〇月〇日(火)の面談をリスケさせていただけませんでしょうか。
以下の日程で再調整をお願いできますと幸いです。
・〇月〇日(水)午後
・〇月〇日(木)午前中
大変ご迷惑をおかけし恐縮ですが、よろしくお願い申し上げます。
例文④:候補日を提示し、Web会議リンクを併記
お世話になっております。
Web会議の件、以下の候補日でご調整いただけますでしょうか。
・〇月〇日(月)10:00〜
・〇月〇日(火)15:00〜
当日は下記URLよりご参加をお願いいたします。
https://zoom.us/j/XXXXXXXXX
ご確認のほど、よろしくお願いいたします。
例文⑤:相手が返信してこない場合のフォローアップ
お世話になっております。
先日ご案内差し上げました日程調整の件、いかがでしょうか。
お忙しいところ恐縮ですが、ご都合がつきましたらご返信いただけますと幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。
例文⑥:社内他部署との合同会議の日程調整
お疲れ様です。
来週の合同ミーティングについて、以下の候補日でいかがでしょうか。
・〇月〇日(火)10:00〜
・〇月〇日(木)14:00〜
プロジェクト進捗報告も兼ねておりますので、なるべく多くの方が参加できる日時で確定したく思います。ご回答よろしくお願いいたします。
例文⑦:外部講師との研修日程調整
〇〇先生
いつも大変お世話になっております。
このたびの研修について、開催日を以下よりお選びいただければと存じます。
・〇月〇日(火)13:00~15:00
・〇月〇日(金)10:00~12:00
オンライン対応も可能ですので、必要であればお知らせください。
引き続きよろしくお願い申し上げます。
例文⑧:年末年始をまたぐ日程提案
お世話になっております。
年末年始のご多忙の中恐れ入りますが、以下の通り面談日程のご提案です。
・12月26日(火)午前
・1月5日(金)午後
・1月9日(火)終日可能
ご確認のうえ、ご都合の良い日時をご教示くださいませ。
例文⑨:上司のアポイント調整を代行する場合
お世話になっております。
弊社取締役〇〇より、面談のご希望があり、以下の候補日でご調整いただけますと幸いです。
・〇月〇日(火)11:00〜
・〇月〇日(水)16:00〜
上記以外にも調整可能な場合がございますので、お気軽にご相談くださいませ。
例文⑩:催促メール+新しい候補提示
お世話になっております。
再度のご連絡失礼いたします。先日ご案内しました日程について、現時点で確認が取れておらず、念のため新しい候補日をご提示させていただきます。
・〇月〇日(月)午後
・〇月〇日(木)午前
ご多忙のところ恐縮ですが、ご都合の良い日程をご連絡いただけますと幸いです。
これらの例文は、どれも実務で「よく使われる」形です。
必要に応じて自社用に調整して使ってください。表現や敬語の丁寧さを保つことで、相手との信頼関係もグッと深まります。
日程調整ビジネスメールのコツ【初心者向け完全ガイド】
ビジネスメールで日程調整をするのが不安な方、「何をどう書けばいいのか迷う!」という声も多いです。そんな初心者の方に向けて、迷わず書ける5つのコツをまとめました。
1. 結論を先に書く
いきなり背景から書き始めるのはNG。まずは「日程の相談です」と目的を明確に伝えましょう。
2. 候補は複数提示
最低でも3案ほど出すのがマナー。相手が選びやすいように、時間帯のバリエーションも加えると◎
3. 「ご都合いかがでしょうか?」で締める
強引な提案に聞こえないよう、「ご都合いかがでしょうか」や「ご確認いただけますと幸いです」とやわらかい印象を大切に。
4. 曖昧な表現は避ける
「午後あたり」「いつでも」などの表現は控えましょう。具体的な日時を書くのがビジネスマナー。
5. 件名は一目でわかるように
メールの件名には「日程のご相談」や「〇〇打ち合わせ日程について」など、内容がすぐ分かるタイトルを。
こうした点を押さえておくだけで、相手に配慮が伝わり、スムーズな日程調整が叶います。
日程調整ビジネスメールのNG例|避けたい失礼表現とは
ビジネスメールでは、不用意な言い回しひとつで失礼と受け取られてしまう可能性があります。特に日程調整メールでは、「配慮のなさ」や「指示口調」が目立ちやすく、トラブルの原因にもなりかねません。
避けたい表現例
- 「今週中にお願いします」→指示的すぎる
- 「いつでも大丈夫です!」→責任放棄に見える
- 「無理なら仕方ないです」→曖昧で失礼
NG例と改善文
NG:〇月〇日の午後に来社してください。
改善:〇月〇日の午後にご来社いただくことは可能でしょうか?ご都合をお聞かせいただけますと幸いです。
主語の省略にも注意
「伺います」「行きます」など、誰が動くのか不明な文は誤解のもと。主語を明確にし、責任の所在を明らかにしましょう。
言い回しは「お願いベース」で
日程調整はあくまで双方のスケジュール調整です。相手に「譲ってもらって当然」と思わせるような書き方は避けましょう。
日程調整のビジネスメールを総括
- 返信は24時間以内を心がける
- 結論を最初に書いて伝わりやすく
- 定型文を使い印象よくまとめる
- 都合が悪いときも必ず返信する
- 候補日は3案提示が基本である
- 敬語と丁寧語の使い分けに注意
- 略語や絵文字の使用は厳禁である
- 社外と社内では文体を使い分ける
- 断るときは代替案を添える
- メールの末尾に署名を必ず入れる
- 確認事項があれば明記しておく
- 再確認の一文を添えて安心感を与える
- 「いつでも大丈夫」は避ける
- 言葉選びで配慮と信頼が伝わる
- 事例文を活用し自分用に調整する