- ビジネスメール訪問は相手との関係性を踏まえた敬語と構成が重要である
- 訪問目的や人数を具体的に書き、複数の候補日時を提示すると印象が良くなる
- 二重敬語や曖昧な件名は避け、読み手が一目で内容を理解できる工夫が求められる
- 場面別例文や確認メールの活用により、誤解や失礼を防ぎ信頼を築ける
【ビジネスメール】訪問の書き方とは?基本マナーと例文まとめ
![[Business email] How do you write about a visit](https://taishokudaikou-service.com/wp-content/uploads/2025/05/1Business-email-How-do-you-write-about-a-visit-640x360.jpg)
- 訪問アポメール例文|初めての相手に送る基本形
- 訪問ビジネスメール例文|定番から応用まで実用文例集
- 訪問前メール例文|当日までの連絡マナーと書き方
- ご挨拶に伺いたいメール例文|柔らかく丁寧な印象を伝えるには
- メールで訪問を表す敬語の使い方|「伺う」「お見えになる」など例文解説
- 訪問アポメールで件名のコツ|開封率を上げるタイトルとは
訪問アポメール例文|初めての相手に送る基本形
初めての相手に訪問アポイントを依頼するメールでは、相手の警戒心を和らげ、信頼を得ることが重要です。以下のポイントを押さえて、丁寧かつ明確なメールを作成しましょう。
1. 件名は簡潔に
件名はメールの内容を端的に伝えるようにしましょう。例えば、「【ご挨拶のお願い】◯◯株式会社◯◯ ◯◯」などが適切です。
2. 自己紹介と連絡の目的を明確に
初めての連絡であることを明示し、自社の紹介と連絡の目的を簡潔に伝えます。
3. 訪問の提案と候補日時の提示
訪問の意図を説明し、具体的な候補日時を提示します。相手の都合も考慮し、複数の選択肢を提供することが望ましいです。
4. 丁寧な締めくくり
相手の都合に配慮しつつ、返信をお願いする旨を丁寧に伝えます。
件名:ご挨拶のお願い(株式会社〇〇・〇〇)
株式会社〇〇
〇〇部 〇〇様
突然のご連絡失礼いたします。
私、株式会社〇〇の〇〇と申します。
貴社のホームページを拝見し、貴社の事業において弊社のサービスがお役に立てるのではないかと思い、ご連絡させていただきました。
つきましては、弊社のサービスについて直接ご説明させていただきたく、以下の日程でご都合のよろしい日時がございましたらご教示いただけますと幸いです。
・〇月〇日(〇) 〇:〇〇~〇:〇〇
・〇月〇日(〇) 〇:〇〇~〇:〇〇
・〇月〇日(〇) 〇:〇〇~〇:〇〇
上記以外でも、〇〇様のご都合の良い日時をお知らせいただければ調整いたします。
お忙しいところ恐れ入りますが、ご検討のほど何卒よろしくお願いいたします。
株式会社〇〇
〇〇部 〇〇
電話:〇〇〇-〇〇〇-〇〇〇〇
メール:〇〇〇@〇〇〇.com
訪問ビジネスメール例文|定番から応用まで実用文例集
訪問ビジネスメールは、状況や相手に応じて適切な表現を選ぶことが求められます。以下に、定番から応用までの実用的な文例を紹介します。
1. 既存顧客への訪問依頼
既に取引のある顧客には、簡潔な自己紹介と訪問の目的を伝え、候補日時を提示します。
件名:新サービスのご案内とご訪問のお願い(株式会社〇〇・〇〇)
株式会社〇〇
〇〇部 〇〇様
いつも大変お世話になっております。
株式会社〇〇の〇〇でございます。
このたび、貴社の業務改善に寄与できる新サービスを開発いたしました。
ぜひ直接ご説明させていただきたく、以下の日程でご都合のよろしい日時がございましたらご教示いただけますと幸いです。
・〇月〇日(〇) 〇:〇〇~〇:〇〇
・〇月〇日(〇) 〇:〇〇~〇:〇〇
・〇月〇日(〇) 〇:〇〇~〇:〇〇
上記以外でも、〇〇様のご都合の良い日時をお知らせいただければ調整いたします。
何卒よろしくお願いいたします。
株式会社〇〇
〇〇部 〇〇
電話:〇〇〇-〇〇〇-〇〇〇〇
メール:〇〇〇@〇〇〇.com
2. 日程変更のお願い
既に決定していた訪問日程を変更する場合は、謝罪とともに新たな候補日時を提示します。
件名:訪問日程の変更のお願い(株式会社〇〇・〇〇)
株式会社〇〇
〇〇部 〇〇様
いつも大変お世話になっております。
株式会社〇〇の〇〇でございます。
先日ご調整いただきました訪問日程につきまして、誠に恐縮ながら、都合により変更をお願い申し上げます。
以下の候補日時で再調整いただけますと幸いです。
・〇月〇日(〇) 〇:〇〇~〇:〇〇
・〇月〇日(〇) 〇:〇〇~〇:〇〇
・〇月〇日(〇) 〇:〇〇~〇:〇〇
ご迷惑をおかけし大変申し訳ございませんが、ご検討のほど何卒よろしくお願いいたします。
株式会社〇〇
〇〇部 〇〇
電話:〇〇〇-〇〇〇-〇〇〇〇
メール:〇〇〇@〇〇〇.com
訪問前メール例文|当日までの連絡マナーと書き方
訪問前のメールは、相手に安心感を与えるために重要です。以下のポイントを押さえて、丁寧な連絡を心がけましょう。
1. 前日確認メール
訪問の前日に、予定通りの訪問であることを確認するメールを送ります。
件名:明日のご訪問についてのご確認(株式会社〇〇・〇〇)
株式会社〇〇
〇〇部 〇〇様
いつも大変お世話になっております。
株式会社〇〇の〇〇でございます。
明日、〇月〇日(〇)〇時より、貴社へお伺いさせていただく予定となっております。
予定通りで問題ないかご確認いただけますと幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。
株式会社〇〇
〇〇部 〇〇
電話:〇〇〇-〇〇〇-〇〇〇〇
メール:〇〇〇@〇〇〇.com
2. 当日朝の連絡
当日の朝に、予定通り訪問する旨を再度連絡します。
件名:本日のご訪問について(株式会社〇〇・〇〇)
株式会社〇〇
〇〇部 〇〇様
おはようございます。
株式会社〇〇の〇〇でございます。
本日、〇時より貴社へお伺いさせていただきます。
何卒よろしくお願いいたします。
株式会社〇〇
〇〇部 〇〇
電話:〇〇〇-〇〇〇-〇〇〇〇
メール:〇〇〇@〇〇〇.com
これらのメールを活用し、訪問前の連絡を丁寧に行うことで、相手に安心感を与え、良好な関係を築くことができます。
ご挨拶に伺いたいメール例文|柔らかく丁寧な印象を伝えるには
「ご挨拶に伺いたい」という言い回しは、ビジネスシーンにおいてとても丁寧で角が立ちにくい表現です。ただし、文章全体が固くなりすぎると逆効果になることも。そこで今回は、相手に柔らかく、かつ誠実な印象を与えるメール文のポイントと例文を紹介します。
1. 件名は「ご挨拶のお願い」がベター
メールの目的を明確にするため、件名には「ご挨拶のお願い」や「ご訪問のご提案」など、内容がすぐに伝わる言葉を使いましょう。
2. 冒頭は礼儀正しい挨拶を
初対面であっても、「突然のご連絡失礼いたします」などで始めると丁寧な印象になります。
3. 目的と意図を明確に
単に「ご挨拶」と言っても理由が曖昧だと、相手は応じづらくなります。自己紹介を交えながら、なぜご挨拶したいのか、背景をしっかり説明しましょう。
4. 候補日時は複数提示
相手の負担を減らすために、こちらからいくつか候補日時を提示するのが基本です。
件名:ご挨拶のお願い(株式会社〇〇・〇〇)
株式会社〇〇
〇〇部 〇〇様
突然のご連絡をお許しください。
私、株式会社〇〇の〇〇と申します。
本日は、貴社の業務内容に大変興味を持ち、ぜひ一度直接ご挨拶に伺いたくご連絡させていただきました。
つきましては、以下のいずれかの日程でご都合のよろしいお時間を頂戴できれば幸いです。
・〇月〇日(〇)〇時~〇時
・〇月〇日(〇)〇時~〇時
・〇月〇日(〇)〇時~〇時
上記以外でも、〇〇様のご都合に合わせて調整いたします。
ご検討のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。
株式会社〇〇
〇〇部 〇〇
電話:〇〇〇-〇〇〇-〇〇〇〇
メール:〇〇〇@〇〇〇.com
メールで訪問を表す敬語の使い方|「伺う」「お見えになる」など例文解説
訪問を伝える際の敬語は、ビジネスマナーの中でも間違えやすい部分です。特に、「伺う」「お越しになる」「お見えになる」などは混同しやすく、使い分けが大切です。ここでは、それぞれの言い方の意味と正しい使い方、例文を紹介します。
1. 「伺う」は自分が相手の元へ行くとき
「伺う」は、自分が目上の人に会いに行くときに使う謙譲語です。相手への敬意を表しながら、自分をへりくだる言い方となります。
2. 「お越しになる」「お見えになる」は相手が来るとき
自社に相手を迎える際は、尊敬語の「お越しになる」や「お見えになる」を使用します。「来る」の丁寧な表現と覚えておきましょう。
3. 曖昧な表現を避ける
「訪問する」「うかがいます」など曖昧な表現は、相手に誤解を与える可能性があります。状況に応じて、誰が誰を訪れるのかを明確に伝えることが重要です。
<自分が訪問する場合>
・明日、貴社に伺いたく存じます。
・改めてご挨拶に伺わせていただければと存じます。
<相手が訪問する場合>
・当日は〇〇様がお越しになるとのことで、心よりお待ち申し上げております。
・〇〇様がお見えになる予定と伺っております。
文部科学省が運営する敬語の手引きも参考になるので、表現に迷ったときには目を通してみてください。
訪問アポメールで件名のコツ|開封率を上げるタイトルとは
どれだけ丁寧な本文を書いても、件名が悪ければ読まれる前にゴミ箱行き…。これはビジネスメールでもありがちなことです。特に訪問アポを取るメールでは、件名ひとつで印象がガラリと変わります。
1. 件名の基本構造は「目的+会社名+名前」
件名はパッと見て内容が伝わるように構成しましょう。「ご訪問のお願い(株式会社〇〇・〇〇)」のように、目的が明確な件名が理想です。
2. 長すぎる件名はNG
スマートフォンでの閲覧を考慮すると、全角25文字以内がベストです。特に件名の冒頭部分に用件を配置するのがポイント。
3. 避けるべき表現
「ご挨拶だけでも」や「お忙しいところすみません」など曖昧な表現は避けましょう。メールを開いてもらうには、堂々と目的を記載するほうが信頼を得やすいです。
4. よく使われる件名例
・【ご訪問のお願い】株式会社〇〇・〇〇より
・【日程調整のお願い】ご挨拶の件(〇〇)
・【ご挨拶希望】〇〇株式会社・〇〇です
・新規ご提案につきご訪問希望(株式会社〇〇)
件名は「開封されるかどうか」の分かれ道。シンプルながら明確な件名が、次のアクションへとつながります。
【ビジネスメール】訪問の応用テクニック【シーン別例文付き】
![[Business Email] Advanced techniques for visiting](https://taishokudaikou-service.com/wp-content/uploads/2025/05/2Business-Email-Advanced-techniques-for-visiting-640x360.jpg)
- ご訪問のお願いメールの書き方|相手に負担をかけない依頼文
- メールで「伺う」の例文集|自然で丁寧な表現に整えるポイント
- メールで訪問人数の伝え方|複数人で伺うときの注意点とは
- 【保存版】ビジネスメール訪問例文まとめ10選|そのまま使えるテンプレ集
- ビジネスメール訪問のコツ【初心者向け完全ガイド】
- ビジネスメール訪問のNG例|やってはいけない失礼表現とは
- ビジネスメールの訪問を総括
ご訪問のお願いメールの書き方|相手に負担をかけない依頼文
ビジネスの場では、丁寧な言葉遣いだけでなく、相手の都合を最大限に考慮した文面が求められます。特に「ご訪問のお願い」メールは、こちらからお願いする立場ですから、押し付けがましくならない工夫が必要です。今回は、相手に配慮した表現と依頼方法を具体的に紹介していきます。
1. 件名は明確に目的を伝える
件名には、「ご訪問のお願い(会社名・氏名)」のように、内容が一目で分かる表現を使いましょう。相手がメールを見た瞬間に用件を理解できることが重要です。
2. 冒頭文で相手への配慮を示す
冒頭で「突然のご連絡を失礼いたします」など、相手への気遣いを入れることで、誠実な印象を与えられます。
3. 訪問の目的と背景を明記
なぜ訪問を希望しているのか、明確な理由がなければ相手は警戒心を持ちます。「新しい商品についてご紹介したい」など、具体的な目的を述べることが大切です。
4. 複数の候補日を提示
「ご都合のよろしい日時を教えてください」と書くのではなく、こちらから複数の候補日を提示し、選んでもらう形にすることで、相手の負担を減らせます。
5. 調整は柔軟に
候補日以外でも、相手のご都合に合わせられる旨を一言添えると、印象が良くなります。
件名:ご訪問のお願い(株式会社〇〇・〇〇)
〇〇株式会社
営業部 〇〇様
突然のご連絡失礼いたします。
私、株式会社〇〇の〇〇と申します。
このたび、弊社の新サービス「〇〇」のご案内のため、ぜひ一度ご挨拶を兼ねて貴社へお伺いさせていただければと考えております。
つきましては、下記日程のいずれかでご都合のよろしいお時間を頂戴できれば幸いです。
・〇月〇日(〇)〇時〜〇時
・〇月〇日(〇)〇時〜〇時
・〇月〇日(〇)〇時〜〇時
ご多忙のところ恐縮ですが、上記以外でも〇〇様のご都合に合わせて調整いたしますので、お気軽にご返信いただければ幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。
株式会社〇〇
営業部 〇〇
TEL:〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇
E-mail:〇〇〇@〇〇〇.com
メールで「伺う」の例文集|自然で丁寧な表現に整えるポイント
「伺う」という表現は、相手に対して自分が訪問することをへりくだって伝える謙譲語です。ただし、使用場面によっては言い回しを工夫しないと、不自然になったり堅すぎたりすることも。ここでは、使いやすく、かつ相手に伝わりやすい表現を例文付きで紹介します。
1. 「伺う」は誰が誰のもとへ向かうのかを明確に
たとえば「〇〇様にお伺いしたく存じます」と書けば、自分が訪問する主体であることがはっきり伝わります。主語の省略には注意しましょう。
2. 他の言い回しと組み合わせて自然な文章に
「ご都合のよい日時に伺えれば幸いです」や「改めて伺わせていただきます」といった表現は、よく使われる自然な例です。
3. 文章全体のバランスに気をつける
敬語を連発すると、かえって不自然に感じられます。文章に緩急をつけ、丁寧さを保ちつつ読みやすく仕上げましょう。
・来週の火曜日午後に、貴社へお伺いできればと考えております。
・後日、改めてご挨拶に伺わせていただければ幸いです。
・ご多忙中とは存じますが、一度お時間を頂戴し、お話を伺いたく思っております。
ちなみに、文法上の疑問がある場合は、文化庁の敬語の指針も非常に参考になります。
メールで訪問人数の伝え方|複数人で伺うときの注意点とは
複数人で訪問する際には、その旨を必ず事前に伝える必要があります。相手が会議室の準備や時間配分を考える際に重要な情報となるからです。ここでは、訪問人数のスマートな伝え方と注意点を解説します。
1. 人数は明確に、曖昧な表現は避ける
「担当者数名」や「複数名」ではなく、「2名」「3名」と具体的に記載することが基本です。相手の準備を助けることにつながります。
2. 誰が来るのかも簡潔に添える
可能であれば、同行者の役職や名前を簡単に添えておくと、相手も安心です。
3. 念のため理由も補足する
なぜ複数名で伺うのか、背景を一言添えると丁寧な印象になります。たとえば「システム担当者も同行いたしますので」など。
・当日は、私を含めて2名で伺う予定です。
・営業担当の〇〇と、技術担当の〇〇の2名でお伺いいたします。
・打ち合わせの性質上、〇〇部の担当者も同席させていただければと存じます。
また、訪問人数が多い場合には、「駐車場の有無」や「入館手続き」などにも配慮を。企業によってはセキュリティが厳しいため、事前に相手先のガイドラインがあるか確認しておくと安心です。
【保存版】ビジネスメール訪問例文まとめ10選|そのまま使えるテンプレ集
ビジネスシーンで訪問の意思を伝えるメールは、相手への敬意と配慮が求められます。どんなに丁寧な言葉遣いをしても、文章構成やタイミングがずれていれば逆効果になりかねません。ここでは、実際のやりとりで使える訪問メールの例文を目的別に10個ピックアップしました!テンプレとしてそのまま使えるので、時間がないときにも重宝します。
1. 初めての取引先に訪問依頼するメール
件名:ご訪問のお願い(株式会社〇〇・〇〇)
本文:
〇〇株式会社
営業部 〇〇様
平素より大変お世話になっております。株式会社〇〇の〇〇と申します。
このたび、貴社の〇〇に関してお話を伺いたく、下記日程にてご訪問させていただければと考えております。
・〇月〇日(〇)〇時~〇時
・〇月〇日(〇)〇時~〇時
ご都合のよいお時間がございましたらご教示いただけますと幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。
2. 訪問前日のリマインドメール
件名:明日のご訪問について(再確認)
本文:
お世話になっております。株式会社〇〇の〇〇です。
明日〇月〇日(〇)〇時より、予定どおり貴社へお伺いさせていただきます。
万が一ご都合に変更がございましたら、お手数ですがご一報いただけますと幸いです。
それでは、どうぞよろしくお願いいたします。
3. 日程変更をお願いするメール
件名:ご訪問日程変更のお願い
本文:
誠に恐縮ですが、〇月〇日に予定しておりましたご訪問について、業務都合により日程の再調整をお願い申し上げます。
可能であれば以下のいずれかでご都合いただけますと幸いです。
・〇月〇日(〇)〇時~
・〇月〇日(〇)〇時~
お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
そのほかにも「同行者を紹介する場合」「お礼メール」「キャンセル連絡」「資料送付を含む訪問案内」「定例訪問の確認」など、さまざまなシーンで活用できるテンプレートは追って特集予定です。
ビジネスメール訪問のコツ【初心者向け完全ガイド】
ビジネスメールでの訪問依頼は、社会人なら誰もが通る道。でも、いざ書こうとすると「どこから書けばいいの?」と悩む方も多いはず。ここでは初心者でも迷わず書けるように、基本的な流れと押さえるべきポイントを徹底的にガイドします!
1. メールの構成は「宛名→挨拶→目的→提案→締め」
構成を意識するだけで、伝わりやすく、印象のよいメールになります。特に目的の明示と候補日時の提案は欠かせません。
2. タイトル(件名)は簡潔かつ内容が伝わるように
「ご訪問のお願い(会社名・氏名)」といった形式がベスト。件名でスルーされない工夫が大切です。
3. 謙譲語と丁寧語の違いに注意
「伺います」「拝見いたします」など、自分を下げて相手を立てる表現を使うことが基本です。間違えると失礼にあたることもあるため注意が必要です。
4. 候補日時は複数提示しよう
1つだけ提案するのは相手に負担をかける場合があります。3つ程度提示すると柔軟さを感じてもらえます。
5. よくあるミスにも注意
- 「お伺いさせていただきます」などの二重敬語
- 時候の挨拶が長すぎる
- 件名が漠然としている
文化庁の敬語の指針も参考になりますよ。
ビジネスメール訪問のNG例|やってはいけない失礼表現とは
メール1通で信頼を得ることもあれば、逆に「非常識な人だな」と思われるリスクも…。ここでは、ビジネスメール訪問でやってはいけないNG表現や態度を解説します。メールを書く前にぜひチェックしておきましょう!
1. 二重敬語を連発する
「ご訪問させていただきます」「お伺いさせていただきます」など、謙譲語+謙譲語の使い方は日本語として不自然です。「伺います」「参ります」で十分丁寧です。
2. 曖昧すぎる内容
「近いうちに伺います」「またご連絡します」など、内容がはっきりしない表現は相手を困らせるだけ。訪問の目的・日時・同行者などをきちんと明記しましょう。
3. 相手の手間を考えていない提案
「お時間をいただけますか?」だけで候補日時を一切提示しないのはマナー違反です。相手の予定調整の負担を減らす配慮が求められます。
4. 件名が無題、または意味不明
「はじめまして」「ご相談」など、用件がわかりにくい件名は避けましょう。メールを開いてもらえない恐れがあります。
5. 無断で添付ファイルをつける
ファイルを送るときは、事前にその旨を伝え、データ容量にも配慮を。場合によっては、外部ストレージのリンクを利用しましょう。
ビジネスメールの訪問を総括
- 件名は内容を簡潔に表現する
- 初対面の相手には自己紹介を丁寧に
- 訪問目的と背景は明確に伝える
- 候補日時は複数提示する
- 締めくくりは丁寧かつ控えめに
- 敬語の使い分けを正確に行う
- 相手の都合に合わせた柔軟な提案を
- 訪問人数は具体的に明示する
- 前日や当日の確認連絡を忘れない
- 相手が読みやすい段落構成を意識
- 二重敬語や曖昧な表現を避ける
- 件名は25文字以内にまとめる
- 「伺う」「お見えになる」の使い分けに注意
- 依頼文は相手に負担をかけない構成にする
- 例文テンプレートは場面別に用意する