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ビジネスメールの基本【保存版】|失礼のない例文集付き

The Basics of Business Emails [Definitive Edition]
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ビジネスメールを送る際、「これで失礼になっていないか」「書き出しや結びの言葉はこれで正しいのか」と不安に思ったことはありませんか?初対面の相手や、上司・取引先とのやりとりでは、ひとつの言い回しが相手の印象を大きく左右します。それだけに、“書き方ひとつ”で迷う方は少なくありません。

実際、ビジネスメールの基本を押さえているかどうかで、やりとりのスムーズさや信頼感に大きな差が出ます。特に「ビジネスメール書き出し例文」「返信時のマナー」「社内メールの文例」など、シーン別の使い分けにはちょっとしたコツが必要。メールの基本構成を知らずに、なんとなくテンプレだけで済ませてしまうのはもったいないです。

本記事では、基本の構成から書き方、マナー、NG例まで網羅。さらに、場面別に「すぐ使える例文」もご紹介します。これからメールを書く方も、「この表現で合ってる?」と不安な方も、安心して読んでいただける内容になっています!

  • ビジネスメールの基本を理解すれば書き出しから結びまで一貫した文面が作れる
  • 場面ごとの例文を押さえることで敬語や挨拶の使い分けが自然にできるようになる
  • マナー違反となるNG表現や返信の遅れを避けることで印象悪化を防げる
  • 基本構成と表現ルールを知っていれば初対面でも安心してメールが送れる

ビジネスメールの基本を押さえよう|初心者でも失敗しない書き方ガイド

Let’s Master the Basics of Business Email
  • メールの基本構成とは?|初心者でもわかるパーツ解説
  • ビジネスメールの基本的なルール|押さえておきたい5つのポイント
  • ビジネスメールの基本的なスキルとは?|伝える力を高める方法
  • ビジネスメールの書き方のコツ|失礼のない文面を作るポイント
  • メールの送り方【初めての方向け】|最初にやるべき準備と注意点
  • ビジネスメールの書き出し例文集|よく使う定型フレーズまとめ
  • メールの書き方と例文|場面別に使える文例テンプレート

メールの基本構成とは?|初心者でもわかるパーツ解説

ビジネスメールを正しく書くためには、まず「基本構成」を理解することが欠かせません。ここでいう構成とは、メールの文章をどう組み立てるかという話です。しっかり押さえておくと、読み手にとってわかりやすく、伝わりやすいメールが作れます。

件名|最初に目に入る重要な情報

件名は、メール全体の印象を左右します。受け取る側が開封するかどうかを判断する大きなポイントです。簡潔でわかりやすく、用件が一目で伝わる内容にしましょう。

【資料送付の件】4月度営業会議の議事録について

宛名と挨拶|礼儀を忘れず丁寧に

ビジネスメールでは、冒頭の宛名と挨拶も大切です。特に初めて連絡を取る相手には、会社名・部署名・氏名をセットで記載します。

株式会社〇〇 営業部
〇〇 様
いつも大変お世話になっております。

本文|要点を明確に伝える

本文は「目的→詳細→依頼・対応」の順番で構成すると読みやすくなります。ダラダラと長くならないように意識しましょう。

結びの挨拶|印象を左右する締めくくり

最後には感謝や配慮を伝える結びの挨拶を入れます。ビジネス関係を良好に保つためにも、文末の言葉遣いには注意しましょう。

お忙しいところ恐れ入りますが、何卒よろしくお願いいたします。

署名|連絡先や所属を明記

署名は、送り手の情報を明確にするための重要なパーツです。社名・氏名・部署・電話番号・メールアドレスなど、連絡に必要な情報を網羅しておくのが理想です。

ビジネスメールの基本的なルール|押さえておきたい5つのポイント

ビジネスメールは、単なる「連絡手段」ではなく、相手への配慮と信頼の証です。だからこそ、最低限のマナーやルールを守る必要があります。ここでは特に初心者の方に知っておいてほしい「5つの基本ルール」をご紹介します。

1. 敬語や丁寧語の正しい使い方

ビジネスの場では、口語表現ではなく正しい敬語が求められます。「了解しました」ではなく「承知いたしました」、「ご苦労さまです」ではなく「お疲れさまです」など、言い換えを意識しましょう。

2. 返信は24時間以内が基本

メールの返信は早いほうが良いのは言うまでもありません。遅くとも24時間以内に返答するのがビジネスマナー。どうしても時間がかかる場合は、ひとまず「確認中です」などの返信を入れましょう。

3. 件名と本文の整合性

件名と本文がちぐはぐだと、相手は戸惑ってしまいます。件名の内容を本文でしっかりフォローすることで、話の筋が通ります。

4. CC・BCCの正しい使い方

CC(カーボンコピー)は「関係者に共有したいとき」、BCC(ブラインドカーボンコピー)は「相手に見せずに共有したいとき」に使います。宛先の使い分けを間違えると、情報漏えいのリスクにもつながるので注意が必要です。

5. 添付ファイルには一言添える

ファイルを送るときは、「添付します」だけでなくファイルの名称・用途・容量などを添えておくと親切です。また、拡張子が.exeなどの実行形式は避けるべきです。

ビジネスメールの基本的なスキルとは?|伝える力を高める方法

メールは「文字だけ」で情報をやりとりする手段です。そのため、誤解を招かず、スムーズに内容を伝えるには一定のスキルが求められます。ここでは、ビジネスシーンで役立つメールスキルをわかりやすくご紹介します。

1. 要点を先に述べる「結論先出し型」

特に忙しい相手に対しては、メールの冒頭に「何をしてほしいのか」「何の連絡か」を明記することが重要です。

○月○日の会議についてご確認ください。議題と資料をお送りします。

2. 箇条書きを活用して情報整理

複数の内容を伝えるときは、ダラダラと書かず「・(中黒)」や「番号」で区切ることで、読み手の負担を減らせます。

3. 誤解を招かない表現選び

曖昧な表現や主語が抜けた文は誤解を招きがちです。「こちら」「それ」などは、何を指しているのかを明確にする必要があります。

4. 添削・読み返しの習慣をつける

文法ミスや変換ミスを減らすためにも、送信前には必ず読み直す習慣をつけましょう。一度下書きに保存してから再確認するのも有効です。

5. 適度な丁寧さと簡潔さのバランス

過度に丁寧すぎると冗長になり、逆に簡潔すぎると失礼になります。敬意を払いながらも伝えたい内容は端的に伝えるのが理想です。

なお、総務省の「電子メールのマナー」ガイドラインも一読すると役立ちます。

ビジネスメールの書き方のコツ|失礼のない文面を作るポイント

ビジネスメールでは「ていねいさ」と「わかりやすさ」の両立が求められます。ただ礼儀正しくするだけでは伝わらず、逆に端的すぎると冷たい印象を与えかねません。ここでは相手に好印象を与え、かつ要点が明確に伝わる文面の工夫についてお伝えします。

文の構造は「結論→補足→依頼」で

最も伝えたいことは、メールの冒頭に置きましょう。後回しにすると、相手が迷子になってしまう原因に。たとえば「会議日程の調整」が目的なら、それを最初に明記し、補足や背景はその後に。

来週の会議日程についてご相談です。
以下の日程で調整可能かご確認いただけますでしょうか。

敬語の種類を使い分ける

敬語は「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」の3種類があり、混乱しやすいポイントです。例えば、「いただく」は謙譲語、「いらっしゃる」は尊敬語。意味を理解して適切に使いましょう。

NGワードを避ける

ビジネスシーンでは避けるべき表現もあります。例えば「了解しました」は目上の人に失礼、「ご苦労さま」は立場が上の人が使う表現です。正しくは「承知いたしました」や「お疲れさまでございます」が好まれます。

相手の立場に配慮した一文を入れる

文面のどこかに、相手への労いや配慮を表す一文を添えることで、全体が柔らかくなります。

お忙しい中恐縮ですが、どうぞよろしくお願いいたします。

句読点の使い方も整える

読点(、)の位置が悪いと、読みにくい文章になります。特に「てにをは」のあいまいな使い回しには注意しましょう。迷ったときは、音読してみると違和感に気づきやすくなります。

メールの送り方【初めての方向け】|最初にやるべき準備と注意点

初めてビジネスメールを送る方にとって、「何をどう準備すればいいのか」「何に気をつければいいのか」は悩みどころ。ここではメール作成前の準備から、送信前のチェックポイントまでを具体的にお伝えします。

まずは送信先の正確な情報を確認

相手の名前やメールアドレスを間違えると、大きな失礼になります。CCやBCCを使う場合は、誰が見ても問題のない内容か、慎重に見直しましょう。

署名設定はマスト

メールの最後に入れる署名には、社名・部署・氏名・電話番号など、連絡手段を網羅する必要があります。メールソフトの「署名自動挿入機能」を活用するとミス防止になります。

ファイル添付時はウイルスチェックを

特に資料を送る際は、事前にウイルスチェックを行うのが常識です。また、ファイル名もわかりやすく整えておきましょう。

会議資料_2025年5月17日.pdf

誤送信を防ぐ「送信前チェックリスト」

  • 件名は明確か?
  • 敬語は正しいか?
  • 誤字脱字はないか?
  • 宛名・宛先にミスはないか?
  • 添付ファイルはあるか?

送信タイミングにも気配りを

メールは早朝・深夜に送ると相手に不快感を与えることがあります。業務時間内の送信が基本。どうしても遅い時間に送る場合は、「遅い時間に失礼いたします」などの一文を添えましょう。

ビジネスメールの書き出し例文集|よく使う定型フレーズまとめ

ビジネスメールの第一文は、読み手に安心感と礼儀正しさを与える大切なパートです。「いつもお世話になっております」だけで終わらせず、相手との関係性や状況に応じてアレンジしましょう。ここではよく使われるフレーズをシーン別にご紹介します。

一般的な挨拶フレーズ

いつも大変お世話になっております。

ほぼどの相手にも使える万能な表現。ただし、繰り返し使いすぎると味気ない印象になることも。

初めてメールを送る場合

突然のご連絡失礼いたします。○○株式会社の△△と申します。

相手に身構えられないよう、丁寧な自己紹介とともに用件へとつなげるのが自然です。

返信メールの冒頭

ご返信ありがとうございます。内容、拝見いたしました。

相手の返信に感謝を示すことで、やり取りが円滑になります。

依頼メールのとき

大変恐縮ではございますが、ご確認のほどよろしくお願い申し上げます。

「恐縮」と「お願い」のセットで、へりくだった印象を強められます。

お礼のメールの場合

この度はご多忙のところご対応いただき、誠にありがとうございました。

感謝の気持ちを丁寧に表現することで、良好な関係を築くきっかけになります。

メールの書き方と例文|場面別に使える文例テンプレート

ビジネスメールでは、場面に応じた適切な文面の使い分けが求められます。ただ敬語を使うだけでは足りず、相手の立場やシチュエーションに応じた言葉選びが大切です。ここでは「依頼」「お礼」「お詫び」「確認」の4つの代表的なシーン別に、メールの書き方と例文をご紹介します。

依頼メールの文例

相手にお願いする際は、結論から書いたうえで、丁寧な依頼文を添えるのがポイントです。

来週の打ち合わせについて、○月○日(火)10時からお時間をいただくことは可能でしょうか。
ご都合が悪い場合は、別日をご提案いただけますと幸いです。

お礼メールの文例

何かしてもらった後は、できるだけ早く感謝の意を伝えましょう。即レスが印象を左右します。

本日は貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

お詫びメールの文例

ミスがあったときは、言い訳をせず素直に非を認め、今後の対応を明記するのがマナーです。

このたびは、納品スケジュールに遅れが生じてしまい、大変申し訳ございません。
現在、迅速な再対応を進めており、○月○日までに改めて納品いたします。

確認メールの文例

内容を正確に把握しているか不安なときや、念のため確認したい場合に有効です。

先日のご指示内容について、以下の通り認識しておりますが、ご確認いただけますでしょうか。
○○の納期は○月○日、内容は□□で間違いございませんでしょうか。

シーン別にテンプレートを把握しておくことで、メール作成の時間が大きく短縮され、誤解やトラブルの防止にもつながります。これらのテンプレートは、労働政策研究・研修機構(JILPT)など公的機関のマナー集も参考にされています。

ビジネスメールの基本を応用しよう|返信や社内連絡もスムーズに

Apply the Basics of Business Email
  • ビジネスメールの返信の正しい書き方|印象を良くする返信文例
  • ビジネスメールの社内向け文例|社内連絡を円滑にするコツ
  • ビジネスメールのマナーまとめ|社会人としての基本常識
  • ビジネスメールではダメな例|やってはいけない失礼表現とは
  • 【初心者必見】ビジネスメールの基本のコツと注意点まとめ
  • 【保存版】ビジネスメール文例まとめ10選|すぐ使えるテンプレあり
  • ビジネスメールの基本を総括

ビジネスメールの返信の正しい書き方|印象を良くする返信文例

ビジネスシーンでのメール返信は、ただ返事をすればよいというものではありません。相手への配慮と迅速な対応が大前提。さらに、適切な敬語の使い方や本文構成によって、あなたの印象は大きく変わります。ここでは、基本の返信構成と、よくあるシチュエーション別の文例を紹介します。

基本構成とポイント

返信メールは、以下の流れで組み立てるとスムーズです。

  • 宛名(相手の名前・敬称)
  • お礼・感謝の言葉
  • 本題への回答や対応内容
  • 締めの挨拶
  • 署名

この基本を押さえるだけで、丁寧で分かりやすい印象を与えることができます。

迅速な返信が信頼を作る

メールの返信は可能であれば当日中が理想です。遅れる場合でも「確認後、改めてご連絡します」といった一報を入れることで、誠実さが伝わります。

シチュエーション別返信例

以下は、打ち合わせ日程への返信例です。

○○株式会社 △△様

お世話になっております。株式会社〇〇の□□です。
打ち合わせ日程のご連絡ありがとうございます。
ご提案いただいた○月○日(○)10:00〜の日時で問題ございません。
当日はどうぞよろしくお願いいたします。

状況に応じて、「確認いたしました」「承知しました」「ご対応ありがとうございます」などの一言を加えると、より丁寧です。

ビジネスメールの社内向け文例|社内連絡を円滑にするコツ

社内でのメールは、社外向けと違ってややカジュアルになる傾向がありますが、簡潔さと配慮のバランスが大切です。とくに部署間の連絡や上司への報告などは、曖昧な表現を避け、事実と意図を明確に伝えることが求められます。

社内メールで気をつけたいこと

  • あいまいな言い回しを避ける
  • 結論を先に書く
  • 感情的・主観的な表現を控える
  • CC・BCCの使い方に注意する

上司への報告メール例

課長

お疲れ様です。営業部の□□です。
本日○○株式会社との打ち合わせが終了しましたので、簡単にご報告いたします。
内容:新製品の初回発注に関する相談
結果:発注は〇月より開始予定。初回ロット数は500個を想定。
ご確認のほど、よろしくお願いいたします。

部内への情報共有メール例

各位

お疲れ様です。総務の△△です。
明日○月○日(水)は、社内全体清掃を実施いたします。
10:00〜10:30の間、業務を一時中断してご協力ください。

メール内容によってはチャットや口頭のほうが適する場合もありますが、履歴として残したい連絡はメールが最適です。

ビジネスメールのマナーまとめ|社会人としての基本常識

ビジネスメールには、最低限守るべきマナーがあります。これは「文章がきちんとしているか」というレベルを超えて、あなたの信頼度や社内外での評価に直結するポイントです。特に新社会人の方は、まず以下の基本事項を意識するところから始めましょう。

これだけは押さえておきたい基本マナー

  • 件名は具体的に(例:「○○のご確認依頼」など)
  • 本文は簡潔に(長すぎると読まれません)
  • 敬語は正確に(「ご苦労様」は目上にNG)
  • 添付ファイル名を明確に(「資料.pdf」では不十分)
  • 送信前に必ず読み直す(誤字脱字は信頼を損ないます)

送信のタイミングにも配慮を

メールは原則として勤務時間内に送信しましょう。早朝や深夜の送信は、相手に不快感を与える可能性があります。また、社外宛のメールは、相手の業務開始後(9〜10時台)に送るのが一般的です。

NGマナー例

  • いきなり添付ファイルだけを送る
  • 相手の会社名を誤記する
  • 長文の一文メール
  • 返信が必要なのに催促がない

ビジネスマナーは時代とともに微妙に変化しているため、定期的に見直すことも大切です。基本を守っていれば、どんな場面でも安心してメールを使えます。

ビジネスメールではダメな例|やってはいけない失礼表現とは

どれだけ内容が正しくても、表現が不適切だと受け手に不快感や誤解を与えてしまいます。ビジネスメールでは「丁寧であること」「伝わりやすいこと」が最優先ですが、やりすぎた敬語やラフすぎる言い回しはNG。ここでは、実際によくある誤ったメール例を紹介しながら、避けるべき表現について解説します。

NG表現①:「ご苦労様です」は目上にNG!

社内の目上の人に「ご苦労様です」と使ってしまうケースは多いですが、これは上から目線と受け取られる可能性があります。代わりに「お疲れ様です」「いつもお世話になっております」が無難です。

NG表現②:曖昧な結びの言葉

たとえば「よろしくお願いいたします」ばかり繰り返すと、具体性に欠けます。返信や確認が必要な場合は、「ご確認の上、ご返信いただけますと幸いです」など、行動を明示しましょう。

NG文例

○○様
ご苦労様です。〇〇の件ですが、特に問題ないかと思います。よろしくです。

このメールでは、「ご苦労様です」とラフな「よろしくです」が目立ち、印象が悪くなります。「特に問題ないかと思います」も曖昧で避けたい表現です。

不安な方は、厚生労働省などが公開しているビジネスマナー資料も参考にしてみてください。

【初心者必見】ビジネスメールの基本のコツと注意点まとめ

ビジネスメールに慣れていない初心者が最初に覚えるべきは、「構成の型を理解すること」と「配慮を欠かさないこと」です。これを意識するだけで、伝えたいことが正確に届き、トラブルの回避にもつながります。

ビジネスメールの基本構成

基本的には以下の順序で書くのが一般的です。

  • 件名:要件がひと目でわかるものに
  • 宛名:会社名+役職名+氏名
  • 挨拶:お世話になっております 等
  • 本文:結論→理由→詳細
  • 結び:今後ともよろしくお願いいたします 等
  • 署名:部署・氏名・連絡先など

初心者がやりがちな注意点

  • CC・BCCの使い分けを誤る
  • 長文すぎて要点が不明確
  • 返信漏れや誤送信
  • 敬語の使い方が逆(謙譲語と尊敬語の混同)

例:丁寧で簡潔なメール

○○株式会社 △△様
お世話になっております。株式会社○○の□□です。
先日のお問い合わせの件について、下記のとおりご回答申し上げます。
〜中略〜
何卒よろしくお願いいたします。

初心者はテンプレを使いすぎて機械的になることもあるので、相手への配慮や状況に応じた表現も加味しましょう。

【保存版】ビジネスメール文例まとめ10選|すぐ使えるテンプレあり

いざビジネスメールを書こうとすると、「どんな言い回しが正しいのか分からない」「もっと自然で丁寧な文面にしたい」と悩むこと、ありますよね。そこで今回は、よく使う10の場面に分けて、コピペOKな文例を紹介します。どれもシーン別に編集しやすいよう、必要最低限の構成でまとめています。相手に安心感を与える、誠実で丁寧な印象のあるメールを目指しましょう。

1. 初めてのご挨拶メール

○○株式会社
営業部 △△様

初めてご連絡差し上げます。株式会社□□の〇〇と申します。
このたびは、貴社のWebサイトを拝見し、ぜひ一度お話を伺いたくご連絡いたしました。
ご多忙のところ恐縮ですが、ご都合のよいお日にちをご教示いただけますと幸いです。

何卒よろしくお願いいたします。

2. お礼メール

○○株式会社 △△様

お世話になっております。株式会社□□の〇〇です。
本日は貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。
今後とも、何卒よろしくお願いいたします。

簡単ではございますが、取り急ぎ御礼申し上げます。

3. 会議日程の調整

○○株式会社 △△様

お世話になっております。株式会社□□の〇〇です。
先日ご相談いただいた件につき、打ち合わせの候補日を以下にご提示いたします。

【候補日】
・5月25日(木) 14:00〜
・5月26日(金) 10:00〜
・5月29日(月) 13:00〜

ご都合のよい日程をお知らせいただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

4. 資料送付メール

○○株式会社 △△様

お世話になっております。株式会社□□の〇〇です。
先日ご依頼いただきました資料を添付にてお送りいたします。

【添付資料】
・商品カタログ
・価格表(2025年版)

ご確認のほど、よろしくお願いいたします。

5. 謝罪メール

○○株式会社 △△様

お世話になっております。株式会社□□の〇〇です。
このたびは、こちらの不手際によりご迷惑をおかけしてしまい、誠に申し訳ございませんでした。

今後このようなことがないよう、社内での確認体制を強化いたします。
改めまして深くお詫び申し上げます。

6. 納期確認メール

○○株式会社 △△様

いつもお世話になっております。株式会社□□の〇〇です。
○月○日納品予定の○○商品について、進捗状況をご確認させていただきたくご連絡いたしました。

納期に変更等がございましたら、お知らせいただけますと幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。

7. 見積依頼メール

○○株式会社 △△様

お世話になっております。株式会社□□の〇〇です。
下記商品の見積書をご送付いただけますでしょうか。

【見積依頼内容】
・商品名:〇〇
・数量:100個
・希望納期:2025年6月末

お忙しいところ恐縮ですが、ご確認のほどよろしくお願いいたします。

8. 採用結果の連絡(社外向け)

○○様

このたびは弊社の求人にご応募いただき、誠にありがとうございました。
慎重に選考を進めさせていただいた結果、誠に残念ながら今回はご期待に添えない結果となりました。

貴殿の今後のご活躍を心よりお祈り申し上げます。

9. お詫び+再提案メール

○○株式会社 △△様

お世話になっております。株式会社□□の〇〇です。
先日のご提案に関して、十分な説明が不足しており、大変失礼いたしました。

つきましては、再度内容を整理し、以下のとおりご提案申し上げます。
〜中略〜

ご不明点等ございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。

10. 業務報告メール

○○株式会社 △△様

お世話になっております。株式会社□□の〇〇です。
下記のとおり、今週の業務進捗をご報告申し上げます。

【業務報告】
・案件A:資料作成完了、クライアント承認待ち
・案件B:進捗50%、6月上旬納品予定
・案件C:先方より修正依頼あり、再調整中

引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

文例はあくまで「たたき台」です。相手や状況に応じてカスタマイズし、柔軟に対応することで、より伝わるメールになりますよ!

ビジネスメールの基本を総括

  • 件名は用件が伝わるよう簡潔に
  • 宛名は会社名・部署・氏名を明記
  • 挨拶文では丁寧な第一印象を意識
  • 本文は結論から書いて要点を明確に
  • 結びの言葉で配慮と感謝を表現する
  • 署名には会社名や連絡先を記載する
  • 敬語や丁寧語は正確に使い分ける
  • 返信は24時間以内が基本ルール
  • 件名と本文の内容を一致させる
  • CCとBCCの使い分けを理解する
  • 添付ファイルには用途と説明を添える
  • 誤解を避ける表現を選んで記述する
  • 読み返して誤字脱字を必ず確認する
  • マナー違反となるNG表現を避ける
  • 社内外の相手別に文面を使い分ける
ABOUT ME
執筆者
「メール文例ナビ」管理人の中村優子(Nakamura Yuko)です。当サイトに訪れてくださりありがとうございます。 経歴・背景 私は、長年ビジネスマナー講師や企業向けのビジネスコミュニケーション指導に携わってきました。 企業で働く中で、多くの方が「適切なメールの書き方がわからない」「伝えたい内容を的確に表現したい」と悩んでいる様子を目にしてきました。 ビジネスでもプライベートでも、適切な文例を使って円滑なコミュニケーションを築けるようお手伝いしたいと思い、「メール文例ナビ」を立ち上げました。