「見積り送付お願いメール、どう書けば失礼にならないの?」
そんなモヤモヤを感じている方、多いのではないでしょうか。特に初めて依頼する相手や、相手が役職者の場合は、書き出しや敬語の選び方、見積書の添付方法にまで気を遣いますよね。ちょっとした言い回しで印象が変わる――それがビジネスメールの難しさです。
「とりあえず見積ください」で済ませたくない。でも、どんな件名にすればいい?送付メールの文面はどう構成する?そんなお悩みに、しっかり応えるのが本記事です。
このページでは、見積り送付のお願いメール例文を中心に、件名のつけ方、丁寧な言い回し、見積依頼メールの構成、添付ファイルのマナー、返信例までを具体的に網羅。例文も豊富にご用意しています。状況や相手に応じた最適なメール文がすぐ作れるようになる実用記事です。
- ビジネス文書である見積り送付お願いメールは敬語と構成が印象を左右する
- 例文を通じて依頼内容・背景・締めくくりの流れを具体的に把握できる
- 失礼になりがちなNG表現と丁寧な言い換えの違いを明確に学べる
- 初対面や役職者への表現も網羅し、安心してメールが送信できる構成である
見積り送付のお願いメール例文|相手に好印象を与える基本構成とは?

- 見積り依頼メールの基本構成と書き方
- 見積依頼メールの件名|開封率が上がる件名テンプレート集
- 見積依頼メール例文|お願いの定番表現まとめ
- 見積りメールで丁寧な言い回し【失礼を防ぐ表現例】
- 見積り送付メール文面の書き方|実用例つきで解説
- 価格見積もりメールの伝え方|曖昧にならない金額提示とは
見積り依頼メールの基本構成と書き方
見積り依頼メールを書くとき、いきなり本文を打ち始めていませんか?実は、構成を意識するだけで、相手に伝わりやすく、印象の良いメールになります。ここではその基本構成をご紹介します。
1. 件名は一目で要件がわかるように
メールを開くかどうかは「件名」で決まると言っても過言ではありません。例えば「【見積依頼】○○の制作について」など、目的と内容が明確に伝わる件名が効果的です。
2. 宛名・冒頭あいさつで印象アップ
宛名は「株式会社〇〇 営業部 △△様」のように、正式な部署名と名前を明記しましょう。その後には「いつもお世話になっております」などの挨拶を添えて、丁寧な導入を。
3. 本文では依頼の背景・詳細を簡潔に
いきなり「見積をください」ではなく、なぜ必要なのかを簡単に述べてから、「〇〇の業務について見積書をご提出いただけますでしょうか」とお願いするのが自然です。
4. 締めの言葉と署名を忘れずに
文末は「お忙しいところ恐縮ですが、何卒よろしくお願いいたします」などで丁寧に締めましょう。署名には、会社名・部署名・氏名・電話番号・メールアドレスを入れておくと、相手も連絡が取りやすくなります。
このような構成を意識することで、相手にとって読みやすく、誠実な印象を与えるメールになります。
見積依頼メールの件名|開封率が上がる件名テンプレート集
メールの件名、適当に書いていませんか?実は件名は、相手にメールを開いてもらうための「入口」です。内容がわかりづらい件名では、見落とされてしまうリスクも。ここでは、開封率が高まる実践的な件名テンプレートをご紹介します。
シンプルで明確な件名がベスト
件名は、長すぎず要件が一目でわかるように。「お願い」「依頼」「見積」など、検索されやすいキーワードを含めることがポイントです。
具体的なテンプレート例
【見積依頼】○○の製作についてご相談
【お見積りのお願い】〇〇システム導入に関する件
【見積書送付依頼】〇〇プロジェクトについて
件名の注意点
「至急」「要確認」などをつけたくなる場面もありますが、緊急度が高くない限り避けるのが無難。相手にプレッシャーを与えたり、逆に軽視されたりする可能性があります。
相手に合わせた言葉選びも意識
例えば、初めて連絡を取る相手であれば、「はじめまして」などの一文を件名にも含めると誠意が伝わります。
件名は短くても、相手への配慮や内容の明確さが大切です。ちょっとした工夫で、大きな違いが出ますよ。
見積依頼メール例文|お願いの定番表現まとめ
見積依頼メールでは、「お願いの言い回し」が肝心!相手との信頼関係を崩さず、かつ目的が明確に伝わる表現が求められます。ここでは、失礼なく、丁寧に依頼するための定番フレーズをご紹介します。
やってしまいがちなNG例
「〇〇の件、見積ください」など、急で唐突な依頼は避けましょう。これでは指示に近く、相手に不快感を与えてしまう可能性があります。
丁寧に依頼する定番表現
〇〇の件につきまして、見積書をご提出いただけますと幸いです。
つきましては、貴社のご対応可能な内容についてお見積をお願いできますでしょうか。
お手数をおかけしますが、ご査収のほどお願い申し上げます。
「幸いです」「ご対応いただけますか」がキモ
命令形ではなく、相手の判断や都合に配慮した表現を使うことが好印象につながります。ビジネスマナーとしても非常に重要です。
社内向けと社外向けで表現を調整
社内であればある程度砕けた表現も可能ですが、取引先や外部のパートナーには常に丁寧語・敬語で統一しましょう。
相手に気持ちよく動いてもらうためにも、文面ひとつに気配りを!見積依頼は「人対人」のやり取りです。
見積りメールで丁寧な言い回し【失礼を防ぐ表現例】
ビジネスの現場では、言葉ひとつで印象が大きく左右されます。特に見積りメールは「お願い」をする側の立場であるため、丁寧な表現が欠かせません。ここでは、相手に配慮した丁寧な言い回しと、避けるべき失礼な表現の両方をご紹介します。
丁寧な依頼は「お願いできますでしょうか」が基本
「見積もりをお願いします」だけでは直接的すぎて、堅さや誠意が伝わらないことも。クッション言葉(=前置きとして相手への配慮を込める表現)を添えることで、印象がまったく変わります。
恐れ入りますが、〇〇についてお見積りいただくことは可能でしょうか。
ご多忙のところ恐縮ですが、ご対応いただけますと幸いです。
差し支えなければ、貴社のご都合をお聞かせ願えますでしょうか。
NG表現は意外と使っているかも?
例えば、「至急見積もりお願いします」「〇日までに送ってください」は、一方的かつ圧迫感のある表現と受け取られるリスクがあります。どうしても納期を明記したい場合は、「〇日までにいただけると大変助かります」など、柔らかく伝えるようにしましょう。
補足:敬語の使い方にも注意!
「ご確認させていただきます」や「拝見させていただきます」は、二重敬語で文法的には誤りです。正しくは「ご確認いたします」「拝見いたします」。細かなところまで配慮ができていると、信頼感につながります。
ちょっとした言い回しの違いが、ビジネスの現場では思わぬ誤解やトラブルを防ぐ要因になります。意識して丁寧さを磨きましょう。
見積り送付メール文面の書き方|実用例つきで解説
見積書を送るメールって、どんな文面が正解?と思ったことはありませんか。添付ファイルと一緒に送るシンプルなメールでも、構成やマナーをおさえるだけで相手への印象が格段にアップします。ここでは、基本構成と実用的な文例をご紹介します。
送付メールは3つのパートで構成される
文面は、次のような流れで組み立てるとスムーズです。
- 冒頭あいさつ(例:いつもお世話になっております)
- 見積書を送る目的と内容(例:〇〇の件につきまして、お見積書を添付いたします)
- 締めの言葉と返信依頼(例:ご確認のうえ、ご不明点がございましたらお知らせください)
いつもお世話になっております。
〇〇のご依頼に関するお見積書を添付いたしましたので、ご査収のほどよろしくお願いいたします。
ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡くださいませ。
注意点:添付ファイル名と形式に気を配る
ファイル名は「見積書_貴社名_日付.pdf」など、受け取る側がすぐに識別できるよう工夫しましょう。また、WordではなくPDFで送ることで、改ざん防止にもなります。
セキュリティの観点にも要注意
パスワード付きZIPファイルの送付は、現在では避ける傾向があります。代わりにGoogleドライブやOneDriveなどの共有リンクを活用する企業も増えています。
ちょっとした配慮が、スムーズなやりとりと信頼構築につながります。
価格見積もりメールの伝え方|曖昧にならない金額提示とは
価格を伝えるときは、金額そのものよりも「伝え方」が大事です。特に見積もりメールでは、誤解を防ぐために金額・内訳・条件を明確に書くことが基本。ここでは、曖昧にならず相手に納得してもらえる表現方法をご紹介します。
金額は「総額+税」まで記載するのが基本
たとえば「合計 220,000円(税込)」のように、税込かどうかを必ず明記しましょう。また、内訳も提示すると、相手が比較検討しやすくなります。
以下の通り、お見積り申し上げます。
・商品名:〇〇システム基本プラン
・単価:200,000円
・消費税:20,000円
・合計:220,000円(税込)
※納品はご発注後2週間以内を予定しております。
条件や納期を明示しよう
価格だけ伝えて終わってしまうと、相手は「この金額でいつ納品?どこまでが含まれるの?」と不安になります。納期・対象範囲・支払い条件なども添えることで信頼度がアップします。
「価格応相談」は避けるのが無難
「応相談」と書くと柔軟さを感じますが、あいまいな印象や不誠実さを与えることも。ある程度の金額を提示したうえで、「ご予算に応じて調整可能です」と書く方が誠実です。
相手に「分かりやすい!」「納得できる!」と思ってもらえる価格提示が、良い関係構築の第一歩です。
見積り送付お願いメール例文|場面別テンプレートと応用例

- 見積もりメール返信例|肯定・保留・再依頼パターンを網羅
- 見積もりメール|添付ファイルの正しい書き方と注意点
- 見積依頼メール返信の文例|相手に配慮した返し方とは
- 見積をお願いするときのメール例文|相手に好印象を与える文面例
- 見積書送付メールの文例集|即コピペできる汎用テンプレート
- 【保存版】見積り送付お願いメール例文テンプレ10選まとめ
- 見積り送付お願いメール例文のNG表現|避けるべき失礼な書き方とは
- 見積り送付のお願いメール例文を総括
見積もりメール返信例|肯定・保留・再依頼パターンを網羅
見積もりメールへの返信って、内容ごとにどう対応すればいいの?と悩む方は多いはず。相手とのやり取りを円滑に進めるには、状況に応じた返信のパターンを使い分けることが大切です。ここでは「受諾」「保留」「再依頼」の3パターンを具体例とともにご紹介します。
① 見積もり内容を了承する場合(肯定パターン)
見積金額や条件に納得できたときは、了承の意志を明確に伝えることが重要です。また、発注の意志がある場合は、その旨も一緒に伝えるのがマナー。
お見積内容、拝見いたしました。内容に問題ございませんので、正式に発注をお願いいたします。
納品スケジュールについても、記載の通りで進めていただければと存じます。
今後とも何卒よろしくお願いいたします。
② 条件の検討中で即決できない場合(保留パターン)
即答が難しい場合も、「返信しない」よりも「一言添える」方が圧倒的に丁寧です。相手に不安を与えないためにも、いつ頃返答できるかを伝えておくのがおすすめ。
このたびはお見積りをお送りいただきありがとうございます。
現在、社内で内容を確認しており、改めてご連絡差し上げます。
今週中にはご返答できる見込みですので、恐れ入りますが今しばらくお待ちいただけますと幸いです。
③ 見積もり条件に修正を求める場合(再依頼パターン)
内容に修正や再提示を依頼する場合は、具体的な修正点を明記することが肝心。曖昧な依頼はやり直しを生み、手間が増える原因に。
お見積書の送付ありがとうございます。
一点確認させていただきたいのですが、「〇〇」の項目につきまして、仕様変更に伴い再見積をお願いできますでしょうか。
お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
このように返信の内容は「いつ・何を・どのように」伝えるかを意識して、相手に誤解を与えない丁寧な文面を心がけましょう。
見積もりメール|添付ファイルの正しい書き方と注意点
見積書をメールで送る際、多くの人が悩むのが「添付ファイルの扱い方」。実はこの部分、取引先との信頼関係に大きく関わる重要ポイントなんです。ここでは添付ファイルの書き方・命名ルール・セキュリティの配慮などを具体的に解説します。
ファイル名は誰が見ても内容がわかるように
「見積書.pdf」だけでは、相手にとってはどの案件かわかりません。次のように、日付・社名・案件名を含めると安心です。
- 見積書_株式会社〇〇_2025年7月.pdf
- 〇〇案件_見積書_〇月版.pdf
ファイル形式はPDFが基本
WordやExcelで送ると、勝手に内容を変更できてしまう場合があります。PDFは改ざんを防げるうえ、印刷レイアウトも崩れにくく、ビジネスの現場で広く推奨されています。
メール本文で添付を明示する
「見積書を添付しておりますのでご確認ください」のように、添付ファイルの存在を必ず文中で触れましょう。見落としを防ぐための大切な一手です。
ZIPファイル+パスワードはもう古い?
一時期多く使われていたパスワード付きZIPファイルですが、IPA(情報処理推進機構)では、セキュリティリスクや手間を理由に推奨していません。代わりにクラウドサービス(Google Drive、OneDriveなど)での共有が一般的です。
こうした配慮が、「この会社は丁寧で安心できる」と思ってもらえる一因になりますよ。
見積依頼メール返信の文例|相手に配慮した返し方とは
見積依頼を受け取ったとき、ただ「了解しました」とだけ返信していませんか?実はそれ、印象が良くないこともあるんです!ここでは、返信で相手に誠意が伝わる文例と、そのポイントを丁寧に解説します。
ポイントは「受け取ったこと」と「対応予定」の明示
返信メールは短くてもOKですが、受信確認と対応スケジュールの提示があると、相手の安心感がグッと高まります。
お世話になっております。
このたびはお見積りのご依頼、誠にありがとうございます。
ご依頼内容を確認のうえ、〇月〇日までにお見積書をお送りいたしますので、何卒よろしくお願いいたします。
確認事項がある場合は丁寧にヒアリング
もし内容に不明点がある場合は、そのまま作業を進めずに確認の連絡を入れましょう。その際も、相手の業務を尊重する表現を心がけて。
ご依頼いただいた内容につきまして、1点確認させていただけますでしょうか。
「〇〇」の仕様について詳細をお知らせいただけますと助かります。
社内向けと社外向けで温度感を調整
社内向けにはある程度カジュアルでも問題ありませんが、取引先には丁寧かつ正確な文面が求められます。文体を切り替えるクセをつけておくと安心です。
ちょっとした言葉の差が、次の取引にも影響を及ぼす場面。丁寧な対応を意識して、信頼関係を築きましょう。
見積をお願いするときのメール例文|相手に好印象を与える文面例
ビジネスのやり取りで「見積もりをお願いしたい」と思ったとき、どんな言い回しで依頼すれば丁寧でスマートに伝わるか悩みますよね。ここでは、相手に好印象を与えるための言葉選びと文面の構成について、具体的な例文付きで解説していきます。
見積依頼メールの基本マナー
まず大前提として、依頼メールは「相手に時間と手間を取ってもらう」行為です。ですから、敬意と配慮をしっかり込めた文面が必須です。ポイントは以下の4点:
- 件名で依頼内容が明確に伝わるようにする
- 冒頭では必ず挨拶と自己紹介(初回の場合)を入れる
- 依頼の内容や背景を簡潔に説明する
- 締めくくりでは感謝と今後の連絡に触れる
好印象を与えるメール例文
件名:【見積依頼】○○サービスに関する見積書のご送付について
株式会社△△ 営業ご担当者様
いつもお世話になっております。株式会社〇〇の□□と申します。
このたび、弊社にて〇〇サービスの導入を検討しており、御社に見積書のご提出をお願いしたくご連絡差し上げました。
以下の条件に基づいたお見積もりをご用意いただけますと幸いです。
————————————–
・サービス内容:〇〇〇〇
・利用予定期間:〇月〇日~〇月〇日
・希望納期:〇月〇日
————————————–
ご多忙中のところ恐縮ですが、ご対応いただけますようお願い申し上げます。
何卒よろしくお願いいたします。
このように、依頼する際の丁寧さや構成力が、その後の取引にも好影響を与える可能性があります。最初の一通にこそ、しっかりと気を配りましょう。
見積書送付メールの文例集|即コピペできる汎用テンプレート
見積書を送付するメール、毎回一から書いていませんか?実務では、定型的な文面を用意しておくと時短にもなり、内容のミスも防げます。ここでは、ビジネスメールで安心して使えるテンプレートをいくつかご紹介します。
まずは文面構成を押さえる
送付メールの基本構成は次の通り:
- 宛名とあいさつ
- 見積書を添付している旨と簡単な案件の説明
- 今後の対応について(確認のお願いなど)
- 締めと署名
基本の汎用テンプレート
件名:【見積書送付の件】〇〇サービスについて
株式会社〇〇 〇〇様
いつもお世話になっております。株式会社△△の□□と申します。
ご依頼いただきました件について、見積書を添付ファイルにてお送りいたします。
内容をご確認の上、ご不明な点がございましたらお気軽にご連絡くださいませ。
何卒よろしくお願い申し上げます。
納期明記タイプのテンプレート
件名:【見積書送付】納期〇〇日の件
〇〇株式会社 〇〇様
お世話になっております。
〇〇の件につきまして、見積書を作成いたしましたので、添付ファイルにてお送りいたします。
納期は〇〇日を予定しております。
ご確認のほど、よろしくお願いいたします。
業務の効率化を図るには、こういった定型文の活用が非常に便利です。必要に応じて、社内のフォーマットや表現と調整してください。
【保存版】見積り送付お願いメール例文テンプレ10選まとめ
「毎回メール文面に悩む…」「言い回しがワンパターンになる…」というあなたへ!ここでは、見積もり送付を依頼するときにそのまま使えるメールテンプレートを10パターンご紹介します。用途や状況に応じてアレンジもOK!
用途別テンプレート一覧
- 【初回依頼・丁寧型】
初めてご連絡差し上げます。〇〇について見積書をご用意いただけますと幸いです。
- 【再依頼型】
前回の内容を踏まえ、〇〇の条件を変更した再見積をお願いできますでしょうか。
- 【急ぎ対応依頼型】
恐縮ですが、〇〇日までにお見積りをいただけますと助かります。
- 【定期取引先向け】
毎月のご対応ありがとうございます。今月分の見積をお願いいたします。
- 【価格交渉前提型】
ご予算の調整が必要なため、柔軟な価格設定をご相談できればと存じます。
- 【シンプル依頼型】
〇〇の件につきまして、お見積りをお願い申し上げます。
- 【社内依頼型】
〇〇部宛てに、来週の発注に向けた見積をご用意いただけますか?
- 【確認済み後の見積送付依頼】
仕様内容を確認いたしました。あらためて見積書のご提出をお願いいたします。
- 【イベント・短期依頼型】
〇月開催予定のイベント関連業務について、お見積りをお願いできますでしょうか。
- 【フォローアップ型】
先日ご相談させていただいた件につきまして、見積のご対応状況はいかがでしょうか。
これらのテンプレートは、シチュエーション別に活用することで、毎回のメール作成の手間がグッと減ります!
見積り送付お願いメール例文のNG表現|避けるべき失礼な書き方とは
見積りを依頼するメール、ただ「見積ください」だけで送っていませんか?実はその書き方、ビジネスマナー的にはNGかもしれません!ここでは知らずに使ってしまいがちな失礼表現や避けるべきフレーズを、実例付きでわかりやすく解説します。
その言い回し、命令口調になっていませんか?
たとえば「見積を出してください」「見積書をすぐ送ってください」といった言い方は、相手に対して命令口調に聞こえてしまいます。依頼は「お願いする立場」であることを忘れずに。
×:見積書を出してください。
○:お手数ですが、見積書をご用意いただけますと幸いです。
「至急」「すぐに」は使い方に注意
「至急でお願いします」という表現も、使い方次第では高圧的に受け取られることがあります。もちろん、急ぎの事情があるときは伝えるべきですが、その場合は相手への配慮を添えることで印象がまるで変わります。
×:至急見積書を送ってください。
○:ご多忙のところ恐縮ですが、至急ご対応いただけますと大変助かります。
「見積りを送ってもらえますか?」はカジュアルすぎる
社内ならまだしも、取引先相手にフランクな表現は避けましょう。特に初対面の相手や役職者が絡む場面では、敬語の丁寧さと適切なクッション言葉が重要です。
×:見積りを送ってもらえますか?
○:お見積りをご送付いただけますよう、お願い申し上げます。
「とりあえず見積ください」はNGワード
目的や背景が不明な「とりあえず」は、相手にとっても対応しづらい言い回しです。業務負担の大きい見積作業を軽んじている印象を与えることもあります。目的や条件はなるべく明確に記載するようにしましょう。
まとめ:NG表現を避けるだけで、印象は段違い!
こうした言葉の使い方一つで、相手の感じ方は大きく変わります。特にビジネスメールでは、文面が「あなたの人柄」を示すと言っても過言ではありません。大切なやりとりだからこそ、言葉選びには最大限の配慮を。
見積り送付のお願いメール例文を総括
- 件名は要件が明確に伝わる表現を
- 宛名と挨拶で第一印象を丁寧に整える
- 依頼背景を簡潔に説明して誠意を伝える
- お願いの文面は敬語で柔らかく構成
- 「ご対応いただけますか」が丁寧表現
- 署名には会社名や連絡先を明記する
- 文中で必ず添付ファイルを明示する
- 見積書はPDF形式が信頼性を高める
- 納期・条件・金額は明確に書き添える
- 返信メールには対応予定も伝える
- NG例文「至急送って」は圧迫感を与える
- 相手の都合に配慮した表現が重要
- 初対面相手には自己紹介も忘れずに
- クッション言葉で印象アップを図る
- テンプレ活用で文面の質と時短を両立